高校同期会の「近況」から ― 2006/11/12 07:11
10日、高校の同期会を神田須田町の万世で開いた。 約150人に案内して、 3人の先生方を加えて30人の参加、5分の1の出席である。 この種の会の幹 事役をやって、最近つくづく感じることは、こういう会に出て来られるのは「そ こそこ幸せ」な連中だということだ。 まずまず健康で(中には病気を押して) 出て来て、古い友達と旧交を温め、情報交換し、楽しい時間を過そうとする意 欲を持っているのだ。
返信に近況を「くわしく」書いてもらった。 64、5歳という年齢になって、 現役で働いている人、退職後、新規の仕事を始めた人、ボランティアとして働 いている人などが、まだ半数弱いる。 最近、想定外の事態で製薬会社の社長 に復帰した一人は、「苦労の連続」「自分の肩に多くの社員と家族が、いつの間 にか乗っています」と書いてきた。 あとの5割強は、「絵に描いたような年金親父」と一人がいうように、それ ぞれに悠々自適の生活を楽しんでいる。 国内・海外の旅行、釣、畑仕事、ゴ ルフ、テニス、サーフィン、ウォーキング、マラソン、乗馬、囲碁、麻雀、コ ントラクトブリッジ、チェロ、「第九」、ハワイアンと、やっていることは多彩 である。 療養中や体調を崩していて、出席できないという人も若干いる。 老 親や(同列に書いてどうかと思うが)老ペットの介護にかかりきっている人も いる。
返信用のハガキを同封しているのに、ウンともスンとも、言ってこない連中 もいる。 何か事情もあるのだろうが、返事ぐらいしてもいいだろう、失礼だ と思う。 「そこそこ幸せ」ではないのだな、お気の毒に、と思うことにして いる。 この齢になっているのだから、いろいろのことはある。 病気や悩み もあるだろう。 いじいじ愚痴を言いつつ生きているのと、万事、前向きに明 るく生きているかどうかの違いが、「そこそこの幸せ」をエンジョイできるかど うかを決めているような気がする。
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