鹿児島県日置市「鶴瓶の家族に乾杯」2008/10/22 07:05

 月曜8時のNHK総合「鶴瓶の家族に乾杯」という番組が好きなのだが、20 日はちょっと外出したのでビデオに入れておいた。 いつもはあまり見ない家 人が、假屋崎省吾本人だとずっと気付かないおじさんがいて、面白かったとい う。 鹿児島県日置(ひおき)市、日吉といった所が假屋崎省吾の父親のルー ツだというので出かけている。 いわゆる「平成の大合併」で、東市来、伊集 院、日吉、吹上町が日置市になった。 番組の地図を見たら、伊集院駅があっ て、1月に大河ドラマ『篤姫』が始まり、友人の伊集院君のことを日記に書い たことを思い出した。

 假屋崎省吾は、本人と気付かなかったおじさんと、吉利(よしとし)の小松 帯刀の墓へ行く。 薩摩の上級士族はそういうものだそうな、屋根のあるよう な立派な墓である。 隣にお近夫人の墓、近くに最近原田夏希でドラマに登場 した京都の人というお琴の墓もあるそうだ。  鶴瓶は美山という地区へ移動し、トイレを借りようと偶然、沈寿官(ちんじ ゅかん)窯に入って行き、14代目沈寿官氏に会う。 司馬遼太郎さんの「故郷 忘じがたく候」は、伊集院君のことを書いた時に再読して、この地区日置市東 市来町美山のことも合せ1月9日~12日の日記に書いた。 沈寿官氏の息子さ んの仲人をした司馬遼太郎さんは、仲人挨拶を1時間半も講演のようにやった という。 お嫁さんの親族知人に沈寿官家400年の歴史を説明するためで、そ の間14代目は、廊下に立たされた小学生のように立ったままだったが、その 司馬さんの気持に、時々後ろを向いて涙を拭いたそうだ。