これは あ 閑話2011/03/23 07:03

 古稀来れば、思い起こせよ、梅の花、と言うけれど(言わないか)、恥しなが ら、もうすぐ70歳になる。 70歳といえば、まぎれもないジジイである。  99歳の柴田トヨさんという人の出した『くじけないで』という詩集が売れて いるという。 少し前には、茨木のり子さんの書いた詩集『倚りかからず』が 評判になった。 何を隠そう、私は高校生の頃、中原中也や堀辰雄を愛読して、 自分でも何か詩のようなものを書いていた、少年詩人であった。 70ジジイ となったので、その少年の頃を思い出し、『くじけないで』や『倚りかからず』 のような詩集でも出してみようかと、思っている。 題名は、『くじける』、『倚 りかかる』、あるいは『ついでに生きる』。 そんな今日この頃ですが、皆様い かがお過ごしでしょうか。

 家内の知人が、私と同じで70歳になるのだけど、元気な方で、青春18切 符で旅行してきたという。 私は、つぶやいた。 回春70切符。

 自慢じゃないけれど、おしゃべりが下手である。 話しているうちに、爆弾 の上に腰を下ろしたようになる。 支離滅裂。

 最近、聞いたのを一つ、(犬丸一郎さんの作という)

「転ばぬ先の杖、転んだあとの通夜」