QBブレイディ4度目のスーパーボウル制覇2015/02/11 06:41

 閑居の楽しみの一つが、スーパーボウルだ。 放送は午前8時に始まって、 正午ちょっと過ぎまでかかる。 ナイス・ゲームになった。 と、同じことを 書いたのを探してみたら、2009年 2月3日でピッツバーグ・スティーラーズ (AFC)27-23アリゾナ・カージナルス(NFC)だった。

 今年は、ニューイングランド・ペイトリオッツ(AFC)対シアトル・シーホ ークス(NFC)、アリゾナ州グレンデールのフェニックス大学スタジアムに7 万8千人余の観衆を集めた。 この屋内スタジアム(天井は開いているが)、 自慢の天然芝で、グランド全体を外に移動できる装置になっている。 札幌ド ームの野球は人工芝だが、サッカーは天然芝の「ホヴァリング・ステージ」と 同じシステムなのだろう。 大学がすごいスタジアムを持っているものだ。 と、 ここまで書いて、2008年のスーパーボウルも、アリゾナのこのスタジアムで、 ニューイングランド・ペイトリオッツ対ニューヨーク・ジャイアンツの息づま るようなロー・スコアの一戦、ペイトリオッツのQBも同じブレイディだった (2008. 2.5.-6.当日記)のを思い出した。

 シーホークスの若いQBウィルソン(26)は、昨年QBマニングのブロンコ スに43-8で圧勝して、連覇を狙う。 一方ブレイディは37歳、最多タイの6 度目のスーパーボウル、4度目の制覇を目指す。 第2クオーター残り6秒、 ブレイディは11ヤードのTDパス(2本目)を決め14-14の同点で前半を折 り返す。 ハーフタイム・ショーはケイティ・ペリー、巨大な猫か虎に乗って 登場(日本の拙HAIKUに<下闇や虎の顔して猫が出る>というのがあった)、 スーパー歌舞伎ばりの宙乗りも見せた。

 第3クオーター、シーホークスはブレイディのパスをインターセプトして流 れをつかみ、ラン攻撃を重ねフィールド・ゴールとTDで10点をリードする。  第4クオーター残り8分、ブレイディはエンドゾーン奥のWRアメンドラへ TDパス、ゴールも決まって3点差に迫る。 さらに残り2分、WRエデルマ ンへのTDパス(この試合4本目、スーパーボウル通算13本目)で28-24と 逆転に成功する。 だが、シーホークスも負けてはいない、残り1分、ペイト リオッツのゴール1ヤードまで攻め込んだ。 QBウィルソンのパスで再度逆 転かと思った瞬間、ペイトリオッツのDBバトラーがインターセプト、サイド でこのプレーを見ていたブレイディは飛び上がって喜んだ。

 2000年にペイトリオッツに入ったブレイディ、2002年、2004年、2005年 についで10季ぶり4度目のスーパーボウル制覇だ。 それはちょうど、私が 閑居でテレビ観戦可能になった時期と重なっている。