「枇杷の会」深川吟行2017/05/09 07:15

 4月29日の「昭和の日」、慶應志木高同窓会志木会の俳句の会「枇杷の会」 で、深川を吟行した。 12時30分のJR京葉線越中島駅集合、日比谷線を八 丁堀で乗り換えると、明らかにディズニーランドへ行くと思われる格好の人達 がいる。 外国人も多い。 13日の渋谷句会を休まれた本井英先生も、お元気 に来て下さり、7名で出発。 午後雷雨があるかもしれないという予報だが、 気持よく晴れている。 まず東京海洋大学(昔の東京商船大学)構内の帆船・ 明治丸へ。 ここには2015年10月に、同じ慶應志木会の「歩こう会」で来て いた。

慶應志木会・歩こう会<等々力短信 第1076号 2015.10.25.>

http://kbaba.asablo.jp/blog/2015/10/25/7867433

明治丸の後は、町名もゆかしい牡丹町公園の牡丹園へ。 黄色の花をつけた 大きな木が目立った。 隣の古石場(ふるいしば)川親水公園もそうだが、明 らかに木場の運河の跡を埋め立てて、つくられている。 大横川を渡ると、す ぐに永代通り、深川不動の前を通って、富岡八幡宮へ。 ここで時間を取って、 赤ん坊のお宮参りや結婚式、団体の観光客を眺める。 句会場は、少し戻って 古石場文化センター、このあたりが映画監督小津安二郎の生れた町で、小津安 二郎紹介展示コーナーがあることなど、ぜんぜん知らなかった。 句会場を取 ってくれたのは、ご近所にお住まいの「夏潮」会員・宮川幸雄さんと聞いた。

 私が句会に出したのは、つぎの七句。

帽子振る人の姿や昭和の日

そこここに子供らの声昭和の日

明治丸三本マストに若葉風

ビル群へどかり暮春の明治丸

マロニエや花を掲げてゆさゆさと

幟風白黒黄色赤緑

樟若葉光る白無垢綿帽子

 私が選句したのは、つぎの七句。

正門の右手左手樟若葉          孝治

百年の帆船ながめ昭和の日        孝治

町の名も牡丹町とや牡丹(ぼうたん)緋  英

橋多き江戸の下町燕来る         洋太

縁台で近所の二人夏近し         伸次

腕捲りして門仲は夏隣る         孝治

鈴鳴らすやうにささささ樟若葉      孝治

 私の結果は、<そこここに子供らの声昭和の日>を伸次さん、<明治丸三本 マストに若葉風>を英先生と伸次さん、<マロニエや花を掲げてゆさゆさと> を英先生と孝治さん、<ビル群へどかり暮春の明治丸>を孝治さんと洋太さん、 <樟若葉光る白無垢綿帽子>を一舟さんと孝治さんが採ってくれた。 先生選 2句、互選7票の、計9票と、まずまずの成績だった。 ただし、英先生の選 評で、添削して頂いた。 <明治丸三本マストに若葉風>は、パーツが二つ、 <明治丸に三本マスト若葉風>か<明治丸は三本マスト若葉風>に。 <マロ ニエや花を掲げてゆさゆさと>は、「ゆさゆさす」か「ゆさりゆさり」とした方 がよいと。

 句会後、三菱東京UFJ銀行裏の居酒屋「しか野」で小酌、サービスの気持よ い素敵な店だった。