ご高齢男声合唱団「アゲイン」の熱唱2017/09/06 07:08

 昨年暮に観た、近藤明男監督(奥様の弟さん)の映画『うさぎ追いし 山極勝 三郎物語』(<小人閑居日記 2016.12.26.>)を紹介して下さった文化地理研 究会二年先輩の田村禎章さんから、ご参加の男声合唱団「アゲイン」のサント リーホール・ブルーローズ(小)での演奏会のご案内を頂いた。 慶應のワグ ネルソサィエティーOBを主体に、東大出の住職や早稲田なども加わった21名 のメンバーで、戦後のポピュラー・ジャズ・タンゴ等を、バンドネオンの伴奏 でハモる気軽なものだというので、9月2日、家内と聴きに行くことにした。  初練習は2008(平成20)年2月7日だったそうだが、第5回からの演奏会は サントリーホールで開き、今回は第10回、9月2日(土)と3日(日)の両日、 さらに9月10日(日)には京都市国際交流会館イベントホールでも開く。(京 都の皆さんは、ここからネタバレ注意!)

 お揃いのタキシードに、それぞれの蝶ネクタイで登場したメンバーは、「焼跡 で胸ときめいたあの歌と青春の日々をアゲイン」というキャッチフレーズ通り、 二つ先輩の田村禎章さん始め「アラ八十(あら耶蘇)」かと思われるご高齢、舞 台には全員の椅子が用意されていて、二曲歌うごとに、いったん着席する。 指 揮と編曲は宮島将郎さん、指揮をしながら歌っておられる。 司会の飯野英男 さんの言葉のはしばしに、「もうすぐお先に失礼する」けれど、「今を精一杯楽 しもう」という「アゲイン」のメッセージが、にじみ出る。

“Again, this couldn’t happen again / This is that once in a lifetime / This is the thrill divine” 「こんなことはまた起こるはずないの 人生で一度だけ  あるかないかのことだから ドキドキするこの感じ 言葉じゃ説明できない の」。 “When this doesn’t happen again / We’ll have this moment forever / But never, never again (never, never)” 「こんなこと もう二度と起こらな くても この瞬間はお互いずっと忘れない ただもう二度と起こらない」。 テ ーマソングの「アゲイン」の後、「ビキニスタイルのお嬢さん」と「マイアミビ ーチルンバ」の二曲で着席。 「サンライズ・サンセット~「屋根の上のバイ オリン弾き」より」と「ブンガワン・ソロ」(田村禎章さんが、もう一人の方と 「島の長老」をデュオ)。 「いつか王子様が(「白雪姫」)」と「アナスタシア (追想)」。 ダークダックスが歌った「黒い瞳の~ロシア民謡~」は、ダーク の編曲、先輩でバスのゾウさん(遠山一さん)が客席に招かれているのが紹介 され、拍手を受ける。 もう一曲はデューク・エイセスが歌った「ドライ・ボ ーンズ」。 ここでサプライズ、当日誕生日のお客さんにプレゼント。 三人が 手を上げ、「最初はグー」のジャンケン、くたびれる三回目で、林ヒロシさんと 決定。 花束とケーキ、「ハッピーバースデー、ヒロシ」の合唱で祝福された。  第一部の終りは、伴奏のバンドネオン早川純さんの独奏「エル・チョクロ」、 CDも出している若い早川純さんは子育て中、かつ団員の介護と紹介された。  エル・チョクロは、トウモロコシのことだそうだ。 さらに楽しい第二部は、 また明日。

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