デンマーク人の暮らし方HYGGE「ヒュッゲ」2018/10/18 07:26

 8日の体育の日、代官山ヒルサイドテラス界隈の「猿楽祭」に、デンマーク 大使館オープンデーがあるというので、先日の「ジャズに親しむ夕べ」で大使 ご夫妻と同席したご縁もあり、野次馬で覗きに行った。

 テーマに掲げているのは“THE ART OF HYGGE”。 HYGGE「ヒュッゲ」 とは、「世界で一番幸せな国」というデンマーク人が大切にしている時間の過ご し方や心の持ち方を表わす言葉だそうだ。 ほっとくつろげる心地よい時間を つくりだすことによって、幸せで充実した気分になる、暮らしを楽しむ姿勢ら しい。 写真がたくさんあった。 具体的には、こんなことらしい。

 冬も長く、夜も長い、デンマーク。 家族や友人との時間を大切にする。 時 間の流れを意識する。 仕事に縛られない、残業はしない。 無理をしない、 見栄を張らない。 自然を身近に感じる。 物を大切にする、気に入ったもの を代々受け継ぐ、とくに椅子を大切にする。 心地よい空間作り、たとえばキ ャンドルを灯す。 ミニマムに暮らす。 手作りのぬくもりを感じる。 今あ るものに感謝する、現在の状況に満足する。 家での過ごし方を工夫したり、 生活の中で小さな幸せを見つけて楽しむ。

 どこか、閑居小人の暮らしに似ていて、心境としても通じるところがあるで はないか。 デンマーク大使館を出たら、猿楽町の「猿楽祭」にひっかけたの だろう、日光さる軍団の伝統芸能「さるまわし」公演が始まっていた。 たく さんの見物を前にして、猿がもじもじと恥ずかしそうにしていた。 芸をしな ければならない猿は、HYGGE「ヒュッゲ」ではないのだろう。