今年も入谷朝顔市に行く2019/07/09 07:09

 7月6日は、入谷鬼子母神の朝顔市に行った。 今年の初日は土曜日になっ て、混雑が予想されたので、早目に出かける。 早朝の雨は上がっていたが、 傘を持って行く。 毎年通って、もう40年以上になろうか、78歳になって、 先週の初めは少し足が痛かったりしたので、今年も出かけられたのが、有難い という気がした。 境内販売の行灯づくりの行灯が、今年は竹でなく、プラス チックだったのは、残念だった。

 先月の「等々力短信」に「猫額庭日乗」を書いたら、近来稀な反響があった。  「老夫婦と庭に住みつく雨蛙、ゆっくりと回転する暮し振りがほのぼのと伝わ ってくる」とか、「登ってきた景色を懐かしく眺めながら、ご夫婦仲良くゆった りと下山している、という様子が目に浮かぶような、ほのぼのとしたものを感 じました。」などという感想が、その代表的なものだった。

 亡くられた志木の高校の先生の奥様からは、根岸在住の卒業生から毎年一鉢 頂くのだけれど、良くて1日か2日おきに2~3輪、724という数は驚異的で す。 やっぱり水をやるだけでは、駄目なのでしょうか。 ちなみに、センセ イは農芸の教師だったというのに、何のアドバイスもくれませんでした、とあ って、吹き出した。

 さっそく、朝顔を育てていた父が、いつも言っていたことを返信した。 花 が咲いたら、種をつくらせずに、すぐに取ること。 葉が萎れるくらいカラカ ラに乾かして、夕方一回水をやること。 すると、朝顔は子孫を残そうとして、 大輪の花を咲かせる、と。

  「日比谷公園名物 超大輪朝顔展」が、7月28日から8月3日まで開催され るというチラシを送って下さった方もいた。 変化朝顔展示会も同時開催、明 治40(1907)年創設の東京朝顔研究会の主催、午前8時から11時30分が鑑 賞時間だそうだ。