福沢索引2005年6月のブログ[昔、書いた福沢218]2020/02/18 07:08

山口良蔵と崖(きし) 嘉一郎<小人閑居日記 2005.6.1.>
 適塾同窓の親友山口良蔵(良哉)宛福沢の手紙、崖(きし)嘉一郎。
坪井信良、そして古田杏輔と川北元立<小人閑居日記 2005.6.2.>
 高橋順益、長与専斎(長与に関連して適塾生ではないが北里柴三郎)。

福沢と松方正義のたたかい<小人閑居日記 2005.6.11.>
 福澤研究センターのセミナー、竹森俊平経済学部教授の「明治経済の隠され
たドラマ―福澤諭吉対松方正義のたたかい―」。
福沢の『通貨論』と「外債論」<小人閑居日記 2005.6.12.>
 松方正義の邸は慶應の隣。 福沢は安い外債を借りてきて殖産興業し、多年
の害毒である乱発不換紙幣を一掃せよ、兌換紙幣でない紙幣や金・銀貨も流通
させ、インフレを貨幣管理によってマイルドに収める考え。
松方正義の路線とその後の日本<小人閑居日記 2005.6.13.>
 松方と福沢(大隈)の経済論戦。 国会開設の問題と、経済政策が連動して
いた。 「明治14年の政変」によって、日本は松方の路線を選択し、福沢(大
隈)のイギリス流の政党内閣制の憲法は消え、立憲制とはいえ専制的で軍国主
義的な近代天皇制国家の確立へと進んだ。

『福翁自伝』の「手塚」と手塚治虫<小人閑居日記 2005.6.15.>
手塚治虫、祖父・曽祖父の事蹟を知る<小人閑居日記 2005.6.16.>
『戯曲 陽だまりの樹』<小人閑居日記 2005.6.17.>
「手塚治虫の祖父」は曽祖父らしい<小人閑居日記 2005.6.20.>

「社会的な合意」は、どう成されるのか<小人閑居日記 2005.6.21.>
 「ジャーミネーターの会」深谷昌弘総合政策学部教授の「インターネットか
ら人々の意味世界を読み解く」。
大量のテクストデータを読み解く<小人閑居日記 2005.6.22.>
深谷システムの「無署名論説認定」への応用<小人閑居日記 2005.6.23.>
 『福澤全集』「時事新報論集」の「無署名論説認定」問題に応用できるのでは
ないか。

中島隆信さんの「大相撲の経済学」<小人閑居日記 2005.6.24.>
 恩師小尾恵一郎先生を偲ぶゼミのOB会「紫陽花ゼミ」での講演。
「大相撲から見る日本経済」<小人閑居日記 2005.7.5.>
 中島隆信さんの『大相撲の経済学』(東洋経済新報社)を読む。 大相撲は、
オープンで競争性の高いスポーツ的側面と、閉鎖的で差別化しやすい(歌舞伎
のように)文化的側面の二面を持つ。 前者より後者、長年培ってきた歴史的
遺産の価値を最大限に生かし、文化的側面から国民の支持を得ていくことがで
きるのではないか。
大相撲の年寄名跡<小人閑居日記 2005.7.6.>
裁判で取引金額があきらかになった。 中島隆信さんは、年寄名跡を65歳
の定年まで協会にとどまることの出来る権利、その生活を保障する年金証書の
ようなものだから、立派な資産だとみる。

福沢諭吉の「経済学」「経済法則」<小人閑居日記 2005.6.28.>
 福澤研究センターの講演会、八木紀一郎京都大学経済学研究科教授の「福澤
諭吉における経済の定則と開化」。
よりよい文明を探求する<小人閑居日記 2005.6.29.>
 八木紀一郎教授「経済論をこえて―開化への道」(1)「之を知る者は之を好む
者に若かず」、(2)「造化と争う」、(3)単線的文明論。

慶應日吉キャンパスの連合艦隊司令部<小人閑居日記 2005.6.30.>
 日吉台からレイテ沖決戦や戦艦大和の沖縄特攻の作戦計画と命令が出された。 
慶應義塾にも理由「当時の小泉信三塾長に廃学危機を回避しての、国策協力と
戦争遂行協力があった」(宮川幸雄さん)。

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