福沢索引2005年9月・10月18日迄のブログ[昔、書いた福沢220]2020/02/20 07:02

太陽活動と地球温暖化<小人閑居日記 2005.9.26.>
 福澤諭吉協会の第96回土曜セミナー、桜井邦朋さんの「虹と太陽―諭吉が
みた自然」。 前神奈川大学学長で、京大の理学部を出て同学部助教授、地球物
理学専攻で、太陽物理を研究、NASAの主任研究員、メリーランド大学の教授
などを務め、2005年春、『福沢諭吉の「科學のススメ」―日本で最初の科学入
門書「訓蒙 窮理図解」を読む―』(祥伝社)を出版。 理科系の科学者の立場
から、二酸化炭素排出量の増加を地球温暖化に結びつけることを、留保した。 
気温の変化は、太陽の活動と密接な関係があり、太陽こそ本命。
「科学する心」理数系に弱い日本人<小人閑居日記 2005.9.27.>
 福沢は『時事新報』の社説(明治15(1882)年3月22日)にもなった演説
「物理学之要用」で、自然科学、理数系の学問を推進しなければと力説。 物
理学の成果が、現代文明を支えている。 福沢が『訓蒙 窮理図解』で、科学、
特に物理学について学び理解することが、どれほど大事かを説いたこと、福沢
が憂慮した日本人の論理軽視の思考傾向は、今日の課題でもある。

広尾の祥雲寺墓地<小人閑居日記 2005.10.9.>
 『福澤手帖』126号、服部禮次郎理事長の「福澤門下生の墓所を巡る(一)」。 
小幡篤次郎、浜野定四郎、草郷清四郎、福沢の高弟三人の墓が広尾の祥雲寺に
ある。 私は結婚してからの6年間、そこに住んだ、「広尾短信」創刊の地。

書の作品を読むコツ<小人閑居日記 2005.10.16.>
 書の作品が読めない[昔、書いた福沢202]<小人閑居日記 2020.1.25.>
を書いたが、雑誌『サライ』9月1日号の特集「掛け軸の見方」。 「「変体が
な」を覚えれば、和歌は判読できる」、頻出「変体がな」一覧」表。

交詢社のはなし<小人閑居日記 2005.10.18.>
 入学以来45年の歳月が経った大学のクラス会を銀座の交詢社でやったので、
思いついて「交詢社」に関するメモを作って配った。 交詢社は「知識を交換
し、世務を諮詢(しじゅん)する」をスローガンに福沢諭吉の主唱により、明
治13(1880)年1月25日に設立された日本最古の社交機関。 明治14年4
月『交詢雑誌』第45号に「私擬憲法案」を発表。 昭和4(1929)年に建っ
た7階建のビルディングの、主要部分を復元保存した現在の建物は2004年10
月落成。

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