瀞八丁プロペラ船・湯の峯温泉・那智の滝2020/09/29 07:08

「三県分立」、右・和歌山県、左・三重県、手前・奈良県

 4日目、3月27日(晴)、鬼ケ城入口を覗き、新宮へ、予約のプロペラ船が出払っていたため、熊野交通ともめたが、宮井までバスで移動、そこからバタバタとうるさいプロペラ船に乗って、瀞八丁を遡った(今はウォータージェット船になっているらしい)。 アルバムに井上靖を引用している。 「プロペラ船はエンジンをとめ、いかにも一休みといった恰好で蒼く澄んだ深い淵に浮かんだ。このような川岸に、しかも山と山との間に挟まれた空地に、人々は毎日のように同じ川の流れを見て生きているのだ。」

 写真は「三県分立」と題し、右・和歌山県、左・三重県、手前・奈良県とある。

 この日は、おそらく鈴木邦彦君の絶妙な計画だったろう、湯の峯温泉に泊まった。 全体会計の旅館代は2850円、一人570円。 <菜をゆでる静かで熱き山の湯に野営の疲れ一夜で飛ばす>

 5日目、3月28日(晴)、湯の峯温泉-那智速玉神社-那智の滝-勝浦。 海に沿い、ホームに大きな松の木のある那智駅の写真を何枚か撮っている。 「日本一の」那智の滝と、滝の直下に入り込んだ写真もある。

 「那智の滝神社日誌」より、「三月二十八日のことでごじゃった。五名の極めて奇なる恰好をせし若き悪者どもがでごじゃる。拝観料を頂いておる御滝様の近くまでビタ一文をも納めずに近寄り申し上げたのでござる。彼等はわめきちらし、高声で失礼にも『もうけ主義のインチキ』などと騒ぎ奉った。ああ、世も末じゃ。ああ、いやじゃ、いやじゃ。」

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