なぜ大阪に難読地名(駅名)が多いのか2020/12/27 07:16

 まず、昨日の答。
 (21)鴫野 しぎの 大阪市城東区
 (22)牧落 まきおち 大阪府箕面市
 (23)樟葉 くずは 大阪府枚方市
 (24)私市 きさいち 大阪府交野市
 (25)土師ノ里 はじのさと 大阪府藤井寺市
 (26)布忍 ぬのせ 大阪府松原市
 (27)栂・美木多 とが・みきた 大阪府堺市
 (28)百舌鳥 もず 大阪府堺市
 (29)衣摺加美北 きずりかみきた 大阪府平野区・東大阪市

 12月5日の朝日新聞朝刊Beの「47都道府県の謎」に、なんで大阪に難読駅名が多いのか、という記事があった。 谷川彰英(元筑波大学副学長)著『大阪「駅名」の謎』(祥伝社黄金文庫)に、大阪の歴史は、奈良や京都に先立つ、縄文・弥生と、奈良・平安の間に、大阪が存在するからだと、あるそうだ。

 放出(はなてん)の起源は、幾つもの河川が流れ込む沼沢地から「水を放ち出す」地点。 喜連瓜破(きれうりわり)の「喜連(きれ)」は5世紀初めごろに移住してきた渡来人を指す「伎人(くれびと)」からの転化だという。 「瓜破(うりわり)」は、落ちてきた仏像に瓜を供えたところ、パッと割れてしまったという言い伝えから。 他の駅名についても、古事記や日本書紀を引用しつつ、歴史や古い地形に根ざした由来を説きあかしているそうだ。

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