半藤一利さんの考えるリーダー、太平洋戦争・設問2021/02/21 07:55

 そこで、半藤一利さん自身が太平洋戦争を勉強して考えた「リーダーシップ
論」だが、6つを挙げている。
1. リーダーは何よりも自分で決断しなければならない。
 自分でよく人の話を聞いて、自分で考え考え抜いて、自分で決断する。
2. 明確な目標を与え示さなければならない。
 上に立つ人は、部下の人達に、自分がこれからやろうとしていること、こう
やることがどういう意味があるのか、どういうことが大事なのか、よく説明し
なければならない。
3. 権威を明らかにせよ。
 自分がどこにいるかを明らかにすること、危機に当っては、先頭に立って対
処しなければならない。
4. 情報の扱い。
 情報をきちっと分析し、どういう意味を持つか解釈し、それを決断に反映す
る。情報を誰が(例えば情報担当参謀)どういうふうに扱うかきちっと決めて
おいて、全部責任をもってやるようにする。
5. 規格化された議論を繰り返すな。
 「柳の下にドジョウは二匹いない」。成功体験を大事にするのは日本人特有の
悪い癖なので、成功体験を繰り返さない。
6. 部下に最大限の任務の遂行を求めよ。
 部下に目標をちゃんと示して、頼りにしているから、自分の最大限の能力を
発揮して、問題を解決して見せてくれと言う。

 最後に、半藤一利さんは、太平洋戦争についての設問を10問出している。
(1)太平洋戦争で日本と戦争しなかった国は?
a. ドイツ b. オーストラリア c. アメリカ d. 旧ソ連
(2)太平洋戦争の戦闘員の戦死者は、陸軍165万人、海軍47万人とされる。
このうち広義の飢餓による死者の比率は?(1965年3月厚生省調査)
a. 10% b. 40% c. 70%
(3)同じくこのうち海軍の海没者数は18万人、陸軍は?
a. 2万人 b. 18万人 c. 40万人
(4)日本兵の捕虜(1945年8月15日前)の総数は?
a. 2千人 b. 1万人 c. 5万人
(5)日本本土以外の外地での戦死者のうち、平成18年3月31日現在、まだ
遺骨が日本に戻ってきていない数は?
a. 20万人 b. 50万人 c. 80万人 d. 100万人以上
(6)ゼロ戦の片道飛行距離は、おおむね東京からどこまで?
a. 大阪 b. 沖縄 c. 台湾
(7)日本陸軍の一日当りのコメの定量は?
a. 3合 b. 6合 c. 1升
(8)陸軍大将と二等兵の俸給の比率は?
a. 1対10 b. 1対100 c. 1対1000
(9)昭和天皇が戦時中の1944年ごろ、居間に飾っていた二つの胸像は、ダー
ウィンと、ある外国の政治家であった。誰か?
(10)「太平洋戦争」と命名したのは?
a. 占領軍 b. 文部省 c. 日本海軍
               皆様、考えてみて下さい。 答は、また明日。