慶應野球部出身のプロ選手活躍2022/05/14 07:06

 閑人だから巨人戦はだいたいテレビで見ている。 巨人は、意外な若手投手の活躍という好運があって、出出しは順調に勝っていたが、このところ坂本、菅野、吉川を欠いたこともあり、暗雲が漂い始めた。 その端緒となったのが、5月3日(火)からのマツダスタジアムでの広島三連戦だった。

 5月3日広島12-3巨人、先発赤星で負け投手。 5月4日広島3-6巨人、先発戸郷が勝投手、大勢12セーブがついた。 5月5日広島3-0巨人、先発メルセデスで負け投手、大城のヒット1本という貧打。 1勝2敗だった。

 この三連戦で、広島の慶應野球部出身、トヨタ自動車から入ったルーキー、中村健人(24歳、背番号50)が活躍した。 初戦は1回タイムリー二塁打で6点のうちの1点、二戦目は5回にタイムリーヒット、三戦目も5回にレフトにヒットでチャンスをつくり小園のセカンドゴロの間に生還、得点した。

 阪神の山本泰寛(慶應から巨人で4年、阪神に移って3年目。28歳、背番号00)は、5日のヤクルト戦で、押し出しのサヨナラ四球を選んだ。12日現在、24試合に出場、本塁打1、打率.237、四球7で出塁率.356。

 ヤクルトの木沢尚文投手(慶應から2年目。23歳、背番号20)は、8日の巨人戦でリリーフした8回を抑え、チームが9回に山崎の2点二塁打で逆転したため、勝投手になった(1勝)。12日現在、11試合に登板、1勝0敗、防御率0.5。

 セリーグは他に、中日の福谷浩司投手は10年目(31歳、背番号24)12日現在登板4試合1勝2敗、防御率3.84。 中日の郡司裕也捕手は3年目(24歳、背番号44)。7試合に出場、打率.286、四球4で出塁率.545。

 パリーグ。 オリックスのルーキー渡部遼人外野手(22歳、背番号0)。 ソフトバンクのルーキー正木智也外野手(22歳、背番号31)、柳町達外野手3年目(24歳、背番号32)12日現在、28試合、打率.352、二塁打5、三塁打1。 楽天に7年目で日本ハムから移籍の横尾俊建内野手(28歳、背番号61)、30試合、打率.180、同じく楽天に岩見政暉外野手5年目(27歳、背番号38)、3試合、打率.147。