野津田薬師堂、12年に一度の一期一会2022/05/15 07:31

野津田薬師堂

 5月8日の日曜日、第544回三田あるこう会があり、町田薬師池公園周辺を散策した。 小田急の町田駅にいつもの10時30分集合というので、「乗換案内」で調べると、田園都市線で中央林間まで行き、小田急江ノ島線に乗り換えるのが出た。 菊名からJR南武線で町田に行くのと、時間はほとんど変わらない。 中央林間駅は行ったことがなかったので、このコースで行ってみることにした。

 町田駅北口からバスで今井谷戸まで15分ほど乗り、23名で新緑の鎌倉街道を歩き始める。 町田薬師池公園「四季彩の杜」西園へ、ウエルカムゲートから入ると、実に気持よく整備されている、近年出来たばかりなのだろう。 階段を下りる道と、女坂というか車椅子でも行けるぐるぐる回る道があったが、後者をゆったりと歩く。 苺畑があり、急遽その前で写真を撮ることになったので、「こういうのを一期一会」と言ったら、岡部さんが誰かが言うだろうと思った、と。

 野津田(のづた)薬師堂へ降りる急な階段のところに、「スズメバチに注意!」の看板があった。 回り道は、相当な回り道になるというので、敢て階段を下りる。 野津田薬師堂、普光山福王寺の本尊 秘仏薬師如来は、たまたま12年に一度、寅歳の春に一月間だけ開扉、拝観できるのだが、この5月8日がその最終日だった。 それで、ふだんはあまりそういうことはしない私も、お堂に上がって拝観、お線香を上げ、狩野派の狩野信矩(のぶのり)の天井画、墨絵の龍と極彩色の天女も見た。 秘仏薬師如来は、行基が彫ったと伝わり、古来より眼病に御利益があるとして信仰されてきたという。

 この近在には薬師如来を祀った寺が25もあって、12年に一度、そろって「薬師如来霊場 武相寅歳開扉」を行なっている。 それが令和4年4月9日から5月8日までだった。 「武相(ぶそう)」は、鶴川(町田市能ヶ谷(のうがや))にある白洲次郎・正子夫妻の旧邸「武相荘(ぶあいそう)」で知っていたが、武蔵と相模の境ということだ。 25寺は、町田市、横浜市の緑区、都筑区、緑区、青葉区、大和市下鶴間までにまたがってある。