最近気になるCMやニュース<等々力短信 第1186号 2024(令和6).12.25.>12/17発信 ― 2024/12/17 06:38
閑居老耄の愚痴、「CM天気図」風など、最近気になっているのを、並べてみる。
横綱というのは、「日下開山(ひのしたかいざん)」といわれる、権威のあるもので、力量とともに品格も求められる地位である。 在位中はもとより、引退してからも、その品格を保つことが期待されるのだろう。 最近の「ふるさと納税」のコマーシャル、あれはいったい何なのだ、見るたびに目を覆いたくなる。
「「リースバック」住み続けたまま、家を売れる。亡くなった後、一括返済。」というのは、本当に大丈夫なのだろうか。 広告塔の有名人のことを、つい心配してしまう。
体調管理のために医師の94.9%が奨める明治のヨーグルト「R-1」というコマーシャル。 いったい何人の医師で調査したのか。 皆さんがもし、知り合いの医師に尋ねてみれば、94.9%以上の医師が5.1%に入るにちがいない。 見るたびに、そんな疑問があって、検索してみたら、明治プロビオヨーグルト「R-1」について2023年11月に時事通信 医学リサーチ(メディカルトリビューン社)が、全国の医師1094人(主に一般内科医)にアンケート調査したと出た。 全国に医師は34万3千人いる。
新聞記事やテレビのニュースで「検察が不起訴にし、その理由を明らかにしていない」という報道が多いことに、もやもやしたものが残る。 事件が発生したとき、第一報では事件そのものと、多くは容疑者の実名を報道しているわけだから、事件と容疑者についての記憶と印象は残ってしまう。 「不起訴」の理由について、報道機関の一歩踏み込んだ粘り強い取材が必要なのではないか。 「不起訴」には、「嫌疑なし」「嫌疑不十分」「起訴猶予」の三種がある。 「嫌疑なし」は、犯罪の容疑そのものがなかったということで、容疑者は無実で、捜査が間違っていた可能性がある。 「嫌疑不十分」は、裁判で有罪を立証する証拠が十分集められなかったケースなど。 「起訴猶予」は、有罪の立証は十分可能だが、検察官の判断で起訴しないことであり、罪の軽重や容疑者の境遇、被害弁済、示談成立などを考慮して判断される。
「令和の米騒動」には、いくつかの原因が指摘されている。 去年の米が、大雨や高温被害で不作だった。 8月コメの在庫が一番少くなる時期に、南海トラフの臨時情報や台風接近による家庭の備蓄が増えた。 インバウンドの需要増加。 減反政策によって、予想される需要ギリギリまでしか生産されていないこと。 新米が出回れば、米の価格は元に戻るといわれていたが、高止まりしているのはなぜか。 スーパーで米がなくなったという報道に便乗して、どこだか素人にはわからないけれど、高止まりさせる企図があって、それが成功したのではないだろうか、と私は疑っている。
最近のコメント