浅草ちんやでクラス会2012/10/19 00:20

12日の昼、浅草のちんや(9年前にも使った)で、大学のクラス会(昭和
39(1964)年卒経済学部U組)をやった。 当初65名だったクラスだが、13
名(20%)が亡くなり、住所不明が6名いる。 案内の出せた46名の内、出
席の返事が25名で半分を超える高率、欠席の返事が13名、返信なしが8名だ
った。 ところが出席のはずの25名の内、一人がまだ現役で会議が延びて来
られず、一人は夜の会だと思い込んでいて、結局23名の参加となった。

再来年の2014(平成26)年、われわれは卒業50周年を迎える。 慶應義塾
では、卒業50年の卒業生を大学の入学式に招待し、新入生の門出を祝っても
らう恒例になっている。 そのためにわが105年三田会(創立105年の年度の
卒業)は、塾の出す招待状が一人でも多くの仲間に届くように、名簿の整備を
進めているところだ。 そのあたりの話をして、みんな元気で卒業50周年の
入学式に集まろう、と乾杯した。 やむなく万年幹事となっているから、「馬場
が死ぬなよ」と、声がかかる。

ちんやの住吉史彦社長(昭和63年経卒)に挨拶をしてもらったら、馬場さ
んは俳句の馬場紘二さんでしょうかという。 俳句はやるけれど、名のあるよ
うな者ではない、と笑ったのだが……。 わかった、住吉さん、数日前の台東
三田会で本井英主宰の講演を聞き、『夏潮』を読んでいたのだった。

 当日ちんやには、テレビ朝日のクルーが入っていた。 BS朝日、毎週金曜
日夜8時放送で、中村吉右衛門が案内役の「美味しさの物語 幸福の一皿」と
いう番組、今回は「すき焼き」関東風と関西風の比較がテーマで、関東風のち
んやへ取材に来ていたのだった。 映って具合の悪いのがいるはずもなく、宴
会にカメラが入って、食べているところを撮影し、感想を聞いて回っていた。 
どれだけ出るかわからないが、11月9日(金)20:00~21:00の放送、11月23
日(金)20:00~21:00の再放送だそうだ。