「盲腸で入院の記」発病から入院まで ― 2020/12/23 07:10
日記風の「盲腸で入院の記」というノートによると、異常を感じたのは9月19日の土曜日の朝、授業中の教室で腹が20分ごとにキリキリと痛んだ。 体育の授業で鉄棒の試験が予定されていたので、その潜在意識かとも思ったが、20分周期で5秒ずつ痛む。 それでも鉄棒の試験は受け、いつもの通り芳しくなかったので、その後のバスケットボールで張り切って動いた。 その後の化学の授業では、痛みが15分周期になった。 帰宅後、25日から期末試験があるので、勉強しなければならないのだが、8時半に寝たため、母が異常を感じた。
翌20日の日曜日、かかりつけの木内医院へ。 インターン修業から戻って外科を併設したばかりの若先生がステテコに白衣をひっかけ、ふらふら出てきて診察、耳たぶから血を取って、白血球を検査した。 大先生の診断では盲腸炎、いますぐ手術しなければならないという状態ではないが、25日からの試験に1時間半も電車に乗って行けるかどうかは保証できない、わしも4日に木内医院で息子に盲腸炎の手術をやってもらった、どうです、思い切って切ってみたら、新装なった木内外科へどうぞ、と。
9月21日(月)、無欠席だったが涙を呑んで休む。 午後、木内大先生来診、「昨日の状態から今日はもっとよくなっているはず、やっぱり切ったほうがいいね、まあよく相談して下さい、それにしても試験前に盲腸になるなんて、心掛けが悪いね」。 母と相談して、ステテコに白衣ふらふらの若先生はちょっと嫌、明日慶應病院に行って診てもらおうということにする。 夕方、会社から帰った父が事情を聞き、慶應病院に電話して、診察の依頼はもとより、入院する部屋まで予約してしまった。
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