ウィリアム・メレル・ヴォーリズとその建築2021/06/02 06:09

 ヴォーリズとその建築については、下記で触れていた。 2002年のものは、ブログで読めないので、全文を引いておく。
豊郷小の設計者ヴォーリズ<小人閑居日記 2002.12.24.>
清水安三とウィリアム=メレル=ヴォーリーズ<小人閑居日記 2005.3.16.>
軽井沢会の集会堂、万平ホテル<小人閑居日記 2007. 11.7.>
心の豊かさと軽井沢の集会堂<小人閑居日記 2010. 9.5.>
明治学院・大石内蔵助と福沢諭吉の終焉の地<小人閑居日記 2017.10.13.>

     豊郷小の設計者ヴォーリズ<小人閑居日記 2002.12.24.>

 滋賀県豊郷(とよさと)町という所で、町立の豊郷小学校の校舎の立て替え、取り壊しをめぐって、町と住民がもめているという。 卒業生が多いのだろう、住民は懐かしい建物の保存を求めている。 ネットで検索したところ、この校舎はアメリカ人建築家のウィリアム・メリル・ヴォーリズ(1880-1964)が、昭和11(1936)年に設計し、翌年に完成した、由緒のある建物だという。 テレビで小耳にはさんだところによると、ヴォーリズは近江八幡や京都を中心に活躍したらしいが、関西学院大学の校舎やキャンパス全体、天皇皇后ゆかりの軽井沢のテニスクラブのクラブハウス、それに明治学院の礼拝堂も設計した人だという。 明治学院の礼拝堂といえば、中学時代の三年間、毎朝の礼拝や、折々の学校の儀式に使った懐かしい建物だ。 そういえば豊郷小の講堂の椅子など、明治学院の礼拝堂のそれと同じような作りである。 たまたま、きょうはクリスマス・イブ、ヴォーリズつながりで、少年時代に礼拝堂で経験したあれこれを、思い出したのであった。