ゆうちょATM、硬貨の預払料金がかかる2022/02/27 07:50

 家内が自分のゆうちょ銀行の通帳を見て、大声を上げた。 2月3日、硬貨を含む小銭9,900円を入金したら、硬貨料金110円引かれていたのだ。 2月4日同様に3,480円入金して、硬貨料金220円引かれていた。

 少し前に、郵便局から「ゆうちょ料金新設・改定のお知らせ」というのが来ていた。 2022年1月17日(月)から、ゆうちょ銀行の一部サービスの料金を新設・改定するというのだった。 その中に、《ゆうちょATM》の「ATM硬貨預払料金」というのがあって、貯金の預け入れ・払戻しに硬貨を伴う場合、硬貨預払料金がかかる。 [硬貨を伴う預け入れ]硬貨枚数・料金 1~25枚・110円 26~50枚・220円 51~100枚・330円 [硬貨を伴う払戻し]1枚以上・110円。

 《窓口》の「硬貨取扱料金」もあり、預け入れや払込みなど各種手続きに、硬貨を持ち込むと、枚数に応じた料金がかかる。 硬貨枚数・料金 1~50枚・無料 51~100枚・550円 101~500枚・825円 以上、略。

 このお知らせを、一応読んでいた私は、家内が郵便局に行くというので、ATMに硬貨を預け入れると料金がかかるよ、と言った。 家内は、そんな馬鹿なことが…、と言っていた。 ところが後で、あらためて通帳を確認して、初めの大声を上げたのだった。

 天下の流通金9,900円は、どんな金種で揃えても9,900円だろう。 それが9,900円を預けたら9,790円になったのだから1.1%の割引き、3,480円を預けて3,260円になり6.3%の割引きになってしまうのだ。 銀行はもともと両替商だから、金種を指定した交換や払戻しに手数料がかかるのは、わからないことはないが、人手をかけない機械での預け入れに取扱料金がかかるのは、ちょっと解せない。

 2月8日の朝日新聞朝刊は、経済面で「貨幣流通額10年ぶり前年割れ」「1月ゆうちょ銀手数料開始で預け入れ増?」と報じた。 それは、また明日。