半蔵門の気さくなフレンチレストラン ― 2026/05/01 07:06
3月末に半蔵門のフレンチレストラン、オー・プロヴァンソーで、慶應志木高の同級生でランチをした。 私のクラシック音楽を聴く貴重な機会である上野浅草フィルのチェリストの馴染の店である。 以前も一緒したことのあったそのコンサートで会う仲間に加えて、暮に花園までラグビーの応援に行った軽井沢でペンションをやっているご夫妻が集まった。 この年になると、同級生でも、あちらへ行った者が多くなってきていて、その懐かしい思い出に始まり、志木高ラグビーや軽井沢の音楽ペンションの話で盛り上がった。 南仏プロヴァンスのリゾートにいるようにリラックスしてほしいという想いから、中野寿雄シェフが名付け、上質なレストランながらも肩肘張らない大人のビストロ【中野食堂】をめざしたという、気さくな店の雰囲気も、美味しい料理も十分に楽しむことができた。
味をしめて、85歳の誕生日を迎えるということもあり、先日、家内を連れてランチに再訪し、家内も大満足、中野シェフは前回のことも覚えていて、暖かく応対してくださった。 ここのデザートは6種類のミニケーキから、いくつでもと選ぶ。 聞けば、全部を選ぶ人もいるそうだ。 ワインを飲まないこともあり、わが家のランチは速い。 そこで思い出したのが、半蔵門ミュージアムのことである。 家内の友人のブログで見た記憶があった。
半蔵門ミュージアムの大日如来坐像 ― 2026/05/02 07:03
半蔵門ミュージアムというのは、運慶作と推定される大日如来坐像(重要文化財)を所蔵することになった仏教教団の真如苑が、仏教美術を中心とする所蔵の文化財を一般公開するためにつくった文化施設だ。 行ってみて、立派なビルなのに驚く。 受付で入場無料と聞き、つい昔広尾の真如苑の前に住んでいたと言ってしまった。 フランス大使館の公邸だったのを真如苑が手に入れ、熱心な信徒が大勢通って来て、周辺をきれいに掃除しているのを見ていた。
半蔵門ミュージアム、地下に展示室、1階にギャラリー、2階にラウンジやミュージアムショップ、そして3階にシアターがあり、ちょうど大日如来坐像についての解説を上映中というので、まずそれを観る。 大日如来坐像は、鎌倉時代前期に活躍した仏師運慶の作品と推定され、とくに運慶が文治5(1189)年に造った神奈川県横須賀市の浄楽寺阿弥陀三尊像と、「上げ底式内刳り」と呼ばれる技法や、運慶が時期を限って使った水晶やガラスの玉眼(ぎょくがん)でも、共通しているという。 「上げ底式内刳り」は、材料となる原木を像の形に彫り、それを刳(く)り抜いて、前面と後面に分割、最終的に張り合わせ、中に物を納め、上げ底で密閉する。 中に納めてあったのは、五輪塔形の木札や、仏像の魂といえる心月輪(水晶珠)だった。
その映画の「五輪塔形の木札」の解説で、昔のお墓や供養塔でよく見かける「五輪塔」の意味を初めて知った。 下から、四角、球、三角、半球、宝珠形になった石塔で、地、水、火、風、空を意味する。 改めて『広辞苑』を引くと、「五大にかたどった五つの部分からなる塔。下から地輪は方(四角)、水輪は球、火輪は三角、風輪は半球、空輪は宝珠形。平安中期頃から供養塔・墓塔として用いた。石造が多く、金銅・木・泥土などでも造った。五輪卒塔婆。」とあった。
半蔵門ミュージアム、ほかにガンダーラ仏伝浮彫、醍醐寺ゆかりの如意輪観音菩薩坐像などを常設、さらに曼荼羅、仏像、仏画、経典、絵巻などを定期的に入れ替えながら展示している。 折から『富士山 花と雲と湖と』展開催中で(5月10日まで)、横山大観、片岡球子、田崎廣助、川崎春彦、平松礼二、笹島喜平などの、いろいろな季節の「富士山」を見ることができた。(毎週月曜・火曜休館)
大相撲夏場所、一門と部屋別の幕内・十両力士 ― 2026/05/03 07:39
〇二所ノ関一門
佐渡ヶ嶽部屋(元琴ノ若) 琴櫻(大関)琴勝峰(関脇)琴栄峰(前13)
片男波部屋(元玉春日) 玉鷲(前13) ・玉正鳳(十12)
田子ノ浦部屋(元隆の鶴) 高安(小結)
阿武松部屋(元大道) ・阿武剋(十1)
高田川部屋(元安芸乃島) 竜電(前16) ・輝(十7)湘南乃海(十8)白鷹山(十13)
湊川部屋(元貴景勝) 隆の勝(前1)若ノ勝(前16)
錣山部屋(元豊真将) 阿炎(前9)
放駒部屋(元玉乃島) 一山本(前2)
大嶽部屋(元玉飛鳥) 王鵬(前3)
鳴門部屋(元琴欧州) 欧勝馬(前8)欧勝海(前15)
二所ノ関部屋(元稀勢の里) 大の里(横綱) ・白熊(十8)
中村部屋(元嘉風) ・友風(十5)嘉陽(十9)
押尾川部屋(元豪風) ・風賢央(十11)
〇出羽海一門
出羽海部屋(元小城乃花) 御嶽海(前14) ・出羽ノ龍(十3)
春日野部屋(元栃乃和歌) ・栃大海(十14)
立浪部屋(元旭豊) 豊昇龍(横綱) ・明生(十6)大花竜(十13)
境川部屋(元両国) 平戸海(前3) ・佐田の海(十2)西ノ龍(十9)
木瀬部屋(元肥後ノ海) 美ノ海(前6)宇良(前11)金峰山(前11) ・一意(かずま)(十6)
藤島部屋(元武双山) 藤青雲(前6)藤凌駕(前17)
玉ノ井部屋(元栃東) ・羽出山(はつやま)(十3)東白龍(十10)
二子山部屋(元雅山) 狼雅(前14)
武隈部屋(元豪栄道) 豪ノ山(前4)
雷部屋(元垣添) 獅司(前12)
〇時津風一門
時津風部屋(元土佐豊) 正代(前5)時疾風(前12)
荒汐部屋(元蒼国来) 若隆景(小結)若元春(前5) ・大青山(十1)
追手風部屋(元大翔山) 大栄翔(前4)翔猿(前15) ・日翔志(十12)
伊勢ノ海部屋(元北勝鬨) 藤ノ川(前1) ・錦木(十11)
音羽山部屋(元鶴竜) 霧島(大関)
〇高砂一門
高砂部屋(元朝赤龍) 朝紅龍(前7)朝白龍(前8)朝乃山(前10) ・朝翠龍(十4)
九重部屋(元千代大海) 千代翔馬(前7)
八角部屋(元北勝海) ・北の若(十5)
〇伊勢ケ浜一門
伊勢ケ浜部屋(元照ノ富士) 熱海富士(関脇)義ノ富士(前2)錦富士(前9)伯乃富士(前10) ・尊富士(十2)寿富士(十7)翠富士(十10)炎鵬(十14)
安治川部屋(元安美錦) 安青錦(大関)
大島部屋(元旭天鵬) ・旭海雄(十4)
大相撲部屋別年寄一覧、部屋付き親方まで ― 2026/05/04 07:13
横綱照ノ富士が、伊勢ケ浜親方になっているのを始め、陸奥部屋の霧馬山が霧島に(地位は落ちかけと復帰の同じ関脇だった)。 貴景勝が湊川親方になっている他、碧山、隠岐の海、妙義龍、遠藤など年寄になって部屋付きの親方になっている例もあるので、年寄を全部出してみることにする。
大相撲年寄一覧 (関取のいない部屋、部屋付き親方を含む)
〇二所ノ関一門
佐渡ヶ嶽部屋(元琴ノ若)荒磯(元琴勇輝)尾車(元琴恵光)粂川(元琴稲妻)白玉(元琴椿)浜風(元五城楼)
片男波部屋(元玉春日)
田子ノ浦部屋(元隆の鶴)
阿武松部屋(元大道)不知火(元若荒雄)
高田川部屋(元安芸乃島)花籠(元太寿山)
湊川部屋(元貴景勝)常盤山(元隆三杉)
錣山部屋(元豊真将)
放駒部屋(元玉乃島)松ヶ根(元玉力道)
大嶽部屋(元玉飛鳥)熊ヶ谷(元大竜)
鳴門部屋(元琴欧州)
芝田山部屋(元大乃国)峰崎(元三杉磯)
二所ノ関部屋(元稀勢の里)
中村部屋(元嘉風)
押尾川部屋(元豪風)
秀ノ山部屋(元琴奨菊)
西岩部屋(元若の里)
湊部屋(元湊富士)
〇出羽海一門
出羽海部屋(元小城乃花)中立(元小城錦)高崎(元金開山)
春日野部屋(元栃乃和歌)清見潟(元栃煌山)富士ヶ根(元大善)二十山(元朝乃山)竹縄(元栃乃洋)三保ヶ関(元栃栄)岩友(元碧山)
立浪部屋(元旭豊)
境川部屋(元両国)山科(元豊響)関ノ戸(元岩木山)立田川(元寶千山)振分(元妙義龍)
木瀬部屋・木村瀬平(元肥後ノ海)若藤(元皇司)稲川(元普天王)井筒(元明瀬山)
藤島部屋(元武双山)待乳山(元武州山)山分(元武雄山)大鳴門(元出島)出来山(元翔天狼)
玉ノ井部屋(元栃東)
二子山部屋(元雅山)
武隈部屋(元豪栄道)
雷部屋(元垣添)入間川(元栃司)
式秀部屋・式守秀五郎(元北桜)
尾上部屋(元浜ノ嶋)千賀ノ浦(元里山)
山響部屋(元巌雄)小野川(元北大樹)
武蔵川部屋(元武蔵丸)
〇時津風一門
時津風部屋(元土佐豊)枝川(元蒼樹山)中川(元旭里)
荒汐部屋(元蒼国来)浦風(元敷島)
追手風部屋(元大翔山)立田山(元薩洲灘)高島(元高望山)鏡山(元多賀竜)北陣(元遠藤)
伊勢ノ海部屋(元北勝鬨)勝ノ浦(元起利錦)春日山(元勢)甲山(元大碇)立川(元土佐ノ海)
音羽山部屋(元鶴竜)陸奥(元霧島)
〇高砂一門
高砂部屋(元朝赤龍)
九重部屋(元千代大海)谷川(元北勝力)佐ノ山(元千代の国)錦島(元千代鳳)
八角部屋(元北勝海)大山(元北勝富士)陣幕(元富士乃真)東関(高見盛)君ヶ浜(隠岐の海)
錦戸部屋(元水戸泉)千田川(元徳勝龍)
〇伊勢ケ浜一門
伊勢ケ浜部屋(元照ノ富士)楯山(元誉富士)間垣(元石浦)桐山(元宝富士)宮城野(元旭富士)
安治川部屋(元安美錦)
大島部屋(元旭天鵬)玉垣(元智乃花)
浅香山部屋(魁皇)友綱(元魁聖)
若松部屋(元朝乃若)
朝日山部屋(元琴錦)
「超巨大噴火が“日本人”を生んだ!?」 ― 2026/05/05 07:12
NHK総合テレビに『タモリ山中伸弥の!?(#びっくりはてな)』という番組があって、だいぶ前(1月10日)に「世界も大注目“日本人らしさ”」の原因をさぐっていた。 吉岡里帆が加わり、吉村崇(ノブシコブシ)が司会する。 “日本人らしさ”として、礼儀正しさ、丁寧、きれい好き、真面目、手先が器用、自然に対し敏感、協調性、空気を読み、助け合う、などを挙げていた。 AIで調べると、沢山出るのが、控え目、誠実、真面目、四季を大切にする、礼儀正しい、勤勉、静かに笑う、争いを避ける、移ろいを受け入れる、時間に正確、慎ましい、忍耐強い、もったいない。
結論は、「超巨大噴火が“日本人”を生んだ!?」というものだった。 1万6千年~7千年前の縄文時代、薩摩硫黄島近くの海底で超巨大噴火が起こった。 神戸大学の巽好幸教授(マグマ学)、島伸和教授(地球物理学)らの研究によると、海底地形に直径20㎞の窪み、巨大な盛り上がり、平均高さ450m、直径約10㎞の世界最大の溶岩ドームが確認された。 「鬼界カルデラ」と呼ばれている。 マグマの噴出量は180㎦で、富士山0.7㎦、浅間山0.6㎦の250倍以上になる。 過去1万年間に起きた地球最大の噴火だという。
北東に700㎞離れた福井県の水月湖は、流れ込む大きな河川がなく、淡水と海水が掻き混ざらず、約7万年分の「年縞(ねんこう)」と呼ばれる湖底の堆積物が残る。 5㎝で80年に当たるが、超巨大噴火の3㎝、50年分の層が堆積している。 立命館大学の中川毅教授(古気候学)によると、層の中のヒノキの花粉の変化で、気候変動が起こったことがわかるという。 火山灰は、九州で48㎝、関東で1㎝、降った。 7300年前、マグマの噴出、400℃の火砕流が、九州を焼き尽くした。
日本海溝で、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートが接し、太平洋プレートが日本列島の下に沈み込む。 そのため日本列島は、地球上で最も地震と火山が集中する「変動帯」にある。 全世界の7%が集中している、面積は0.3%なのに。


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