ポイントはリズム ― 2007/07/15 11:45
「林間学校」と「桃葉湯」の句会で、私が選句したのは、つぎの七句。
林間学校夕べべそ掻く男の子 松子
三日経ち林間学校寝静まり けん詞
むかで出る部屋も楽しき林間学校 雅枝
桃葉湯いまはさびれし川港 英
蒙古斑まだくっきりと桃葉湯 美保
稚(やや)連れてお里帰りや桃葉湯 房夫
桃葉湯しばし裸で遊ばせり 由美子
英主宰の講義と選評。 「林間学校」も「桃葉湯」も難しい季題。 八字と 六字をどう取り込むか、一番のポイントはリズムになる。 「林間学校」を下 五にするのは、調子をくずすので無理だろう。 どこが面白いかわからないよ うな、難解な句は駄目。 みんなが、そうそうと共鳴できるような景色を、正 確な言葉で立ち上げるのが、俳句の面白さ。
「三日経ち」は、人事の興味を詠んでいるが、人事的な主観に走りすぎて、 「その心は」という句になってしまうと月並になる、この句はそのぎりぎりの ところ、「三晩目の」としたらどうか。 「しばし裸で遊ばせり」、「遊ばせり」 はなく「遊ばせて」、「しばし」も固いので「少し」「ちょっと」とした方がよい。 ひろしさんの「林間学校うらは川瀬の音のみす」の「音のみす」も、説明っぽ いので「音ばかり」と添削。
(asahi-netのブログ、アサブロ故障のため、アップロードが遅くなりました。)
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