『今だからわかること 84歳になって』2026/02/13 07:04

 昨日出した、山荘の電話のお話もそうだが、何という強さだろうか。 意気消沈するような状況にあっても、けして明るさや希望を失っていないのだ。 カトリックの信仰からくるものなのだろうか。

  2月10日の朝日新聞、鷲田清一さんの「折々のことば」3574は、末盛千枝子さんの言葉を紹介した。

 「何かを手放した時、その状況から逃げ出さなければ、先がある。失って、満たされることが人生には起こるものです。   末盛千枝子」

  鷲田清一さんの解説。 「絵本の編集者は20年間運営してきた出版社を閉じて岩手県に移住し、直後に大震災に遭う。家や親を失った子どもらに絵本を届けるプロジェクトを思い切って立ち上げたら、国内外から23万冊が集まった。ずっと絵本にかかわってきたのも、出版社を畳んだのも、この時のためだったと思った。『今だからわかること 84歳になって』から。」

  末盛千枝子さんとは、同期とわかった1986(昭和61)年11月以来、お互い84歳になるまでの長いおつき合いで、いろいろ「等々力短信」や「小人閑居日記」に書かせてもらった。 それを一覧にしておきたい。

    末盛千枝子さん関連「等々力短信」
第411号 1986.12.5.  ある絵本の話/①末盛千枝子さんの『画家 AN ARTIST』
第412号 1986.12.15. 電話番号/②彫刻家舟越保武氏のコラム「電話」
第413号 1986.12.25. どうにか様/③口中バランス回復剤“元気の素”明治丸
第517号 1989.12.15. 心なごむ時間/すえもりブックスの絵本
第616号 1992.10.15. 海の「きゅうり」/絵本『THE ANIMALS(どうぶつたち)』
第617号 1992.10.25. 『まどさん』/阪田寛夫の、まど みちお伝
第725号 1996.1.15.  孫への葉書/永六輔作・絵の絵本『こんにちは赤ちゃん』
第844号 1999.6.5.  長崎の二十六聖人像/高橋睦郎『日本二十六聖人殉教者への連祷』
第914号 2002.4.25.  小川未明の「眠い町」
第1010号 2010.4.25. 本好きの福音
第1082号 2016.4.25. 『「私」を受け容れて生きる』
第1093号 2017.3.25.  明治大正、船の恩返し
第1118号 2019.4.25.  皇后美智子さまの御歌
第1166号 2023.4.25. 絵本が生まれるとき
第1167号 2023.5.25. 世界の人が行きたい盛岡
第1187号 2025.1.25. 正面に岩手山が見える家

    末盛千枝子さん関連「小人閑居日記」
美しく光っているもの<小人閑居日記 2002.2.7.>
長崎26聖人の殉教日<小人閑居日記 2002.2.12.>
シルヴィア・保田遺作展<小人閑居日記 2002.12.1.>
彼岸の墓参りと聖イグナチオ教会<小人閑居日記 2004.3.17.>
本を造る者のこころ<小人閑居日記 2004.3.18.>
SUEMORI CHIEKO BOOKS の誕生<小人閑居日記 2004.3.19.>
  (2005.5.14.からはブログに発信)
ゴフスタインの『ピアノ調律師』<小人閑居日記 2005.8.9.>
ある「クリスマスの思い出」<小人閑居日記 2005.12.25.>
タシャ・チューダーの庭と生活<小人閑居日記 2005.12.26.>
アメリカのシスター<小人閑居日記 2010. 4.28.>
『暮しの手帖』編集長と末盛千枝子さん<小人閑居日記 2010. 6.18.>
山本容子さんの絵本『おこちゃん』<小人閑居日記 2010. 8.29.>
末盛千枝子さんの絵本、待望の復刊<小人閑居日記 2012. 4. 21.>
末盛千枝子さんの「千枝子という名前」<小人閑居日記 2014.4.11.>
同じ時代の育ち<小人閑居日記 2014.4.12.>
末盛千枝子さんの「卒業五十年」<小人閑居日記 2014.7.8.>
レオ=レオニの『フレデリック』を読んで<小人閑居日記 2016.5.1.>
舟越保武さんの「ダミアン神父」<小人閑居日記 2016.5.2.>
放送作家、作詞家としての永六輔さん<小人閑居日記 2016.9.19.>
末盛千枝子さん「3.11絵本プロジェクトいわて」の話<小人閑居日記 2017.11.2.>
皇后様と末盛千枝子さん<小人閑居日記 2017.11.3.>
岩崎(ちひろ)さんが岩崎さんになって行く過程<小人閑居日記 2018.9.3.>
「根っこと翼・皇后美智子さまに見る喜びの源」<小人閑居日記 2018.9.7.>
皇后様と島多代さん・小泉信三さん<小人閑居日記 2018.9.8.>
皇后様、文学・芸術の豊かな人脈<小人閑居日記 2018.9.9.>
再び山本周五郎にはまる<小人閑居日記 2019.1.7.>
『知恵泉』永六輔『夢であいましょう』秘話<小人閑居日記 2021.6.6.>
ある絵本の話(等々力短信 第411号)<小人閑居日記 2023.4.21.>
電話番号(等々力短信 第412号)<小人閑居日記 2023.4.22.>
どうにか様(等々力短信 第413号)<小人閑居日記 2023.4.23.>
末盛千枝子さん関連「等々力短信」「小人閑居日記」<小人閑居日記 2023.4.24.>
長崎の二十六聖人像と舟越保武さん<小人閑居日記 2023.4.25.>
舟越保武さんの《原の城》<小人閑居日記 2024.2.7.>

小人閑居日記 2026年1月 INDEX2026/01/31 07:36

令和七年『夏潮』「雑詠」掲載句<小人閑居日記 2026.1.1.>
全国高校ラグビー慶應志木高、東福岡高校に善戦健闘<小人閑居日記 2026.1.2.>
現代史の「常識」見直し、「サッチャー改革という物語」<小人閑居日記 2026.1.3.>
「新自由主義」の再検討、米国の場合、日本の場合<小人閑居日記 2026.1.4.>
「「大東亜共栄圏」は外務官僚たちが生みの親だった」<小人閑居日記 2026.1.5.>
石破茂前首相の駆け込み「戦後80年所感」<小人閑居日記 2026.1.6.>
半藤一利、保阪正康、加藤陽子の目で近現代史を見直す<小人閑居日記 2026.1.7.>
益田肇『人びとの社会戦争 日本はなぜ戦争への道を歩んだのか』<小人閑居日記 2026.1.8.>
福沢諭吉「日本国の人心は、一方に凝るの弊あり」<小人閑居日記 2026.1.9.>
ラフカディオ・ハーン、黒人混血女性との結婚<小人閑居日記 2026.1.10.>
米南部、市バスの席を白人に譲らず、逮捕された黒人女性<小人閑居日記 2026.1.11.>
公民権運動の拡大、キング牧師の「私には夢がある」<小人閑居日記 2026.1.12.>
「旧尾崎テオドラ邸」尾崎行雄・テオドラ夫妻と福沢諭吉<小人閑居日記 2026.1.13.>
豪徳寺、井伊家墓所と「桜田門外の変」<小人閑居日記 2026.1.14.>
伊藤公平塾長の年頭挨拶、前半<小人閑居日記 2026.1.15.>
伊藤塾長年頭挨拶、石破茂さんの戦後80年所感<小人閑居日記 2026.1.16.>
立川笑二の「転失気」<小人閑居日記 2026.1.17.>
柳家喜(七七七)三郎の「あたま山」<小人閑居日記 2026.1.18.>
入船亭扇辰の「雪とん」前半<小人閑居日記 2026.1.19.>
入船亭扇辰の「雪とん」後半<小人閑居日記 2026.1.20.>
春風亭一之輔の「松竹梅」前半<小人閑居日記 2026.1.21.>
春風亭一之輔の「松竹梅」後半<小人閑居日記 2026.1.22.>
五街道雲助の宇野信夫作「初霜」前半<小人閑居日記 2026.1.23.>
五街道雲助の宇野信夫作「初霜」後半<小人閑居日記 2026.1.24.>
  短信 MAGA MAGAしいアメリカ<等々力短信 第1199号 2026(令和8).1.25.>
川崎勝さん訳、馬場辰猪の小説『悔悟―封建日本の物語―』<小人閑居日記 2026.1.26.>
桜花満開の隅田川土手で、物語は始まる<小人閑居日記 2026.1.27.>
名人川田和泉の下男義助、門人となり修業<小人閑居日記 2026.1.28.>
馬場辰猪作の幕末維新物語「悔悟」の意味するもの<小人閑居日記 2026.1.29.>
山田博雄さんの「福沢諭吉―「両(ふたつ)ながら」の思想家」<小人閑居日記 2026.1.30.>
都倉武之著『メディアとしての福沢諭吉』の新機軸<小人閑居日記 2026.1.31.>

小人閑居日記 2025年12月 INDEX2025/12/31 07:48

古今亭菊之丞の「ふぐ鍋」<小人閑居日記 2025.12.1.>
柳家さん喬の「意地くらべ」前半<小人閑居日記 2025.12.2.>
柳家さん喬の「意地くらべ」後半<小人閑居日記 2025.12.3.>
春風亭一朝の「魂の入替」<小人閑居日記 2025.12.4.>
三遊亭萬橘の「藪入り」前半<小人閑居日記 2025.12.5.>
三遊亭萬橘の「藪入り」後半<小人閑居日記 2025.12.6.>
橋本五郎さん「「福沢羅針盤」で現代政治を解く」<小人閑居日記 2025.12.7.>
「価値判断の相対性」、外務大臣の心得で論じる<小人閑居日記 2025.12.8.>
歴史を見る目、状況的思考、「国の独立」が目的<小人閑居日記 2025.12.9.>
三田あるこう会、NHKアーカイブス『テレビ評伝 福沢諭吉』<小人閑居日記 2025.12.10.>
柳家小もんの「粗忽の釘」<小人閑居日記 2025.12.11.>
三遊亭朝橘の「位牌屋」<小人閑居日記 2025.12.12.>
柳亭市馬の「二番煎じ」前半<小人閑居日記 2025.12.13.>
柳亭市馬の「二番煎じ」後半<小人閑居日記 2025.12.14.>
柳家権太楼の「猫と金魚」<小人閑居日記 2025.12.15.>
瀧川鯉昇の「質屋蔵」前半<小人閑居日記 2025.12.16.>
瀧川鯉昇の「質屋蔵」後半<小人閑居日記 2025.12.17.>
「ポインセチア」と「虎落笛(もがりぶえ)」の句会<小人閑居日記 2025.12.18.>
「傀儡好きの大名」を敵討ちするチーム<小人閑居日記 2025.12.19.>
写楽の役者絵五十枚、平賀源内作か?<小人閑居日記 2025.12.20.>
傀儡好きに毒饅頭を食わせる計略<小人閑居日記 2025.12.21.>
一橋治済に天罰、蔦屋耕書堂はさらに発展<小人閑居日記 2025.12.22.>
書を以って世を耕す日の本一の「べらぼう」<小人閑居日記 2025.12.23.>
阿波徳島に残る、写楽・十代藩主蜂須賀重喜説<小人閑居日記 2025.12.24.>
  短信 「笑門来福」一之輔のマクラ<等々力短信 第1198号 2025(令和7).12.25.>
「江戸城の怪人」御三卿 一橋治済の野望<小人閑居日記 2025.12.26.>
新官僚・田沼と定信、血統の一橋治済と対立<小人閑居日記 2025.12.27.>
一橋治済のせいで徳川幕府はノホホンと半世紀<小人閑居日記 2025.12.28.>
全国高校ラグビー一回戦、慶應志木48対12で青森山田に快勝<小人閑居日記 2025.12.29.>
空飛ぶ侯爵・蜂須賀正氏と、絶滅鳥ドードー<小人閑居日記 2025.12.30.>
アサブロ・ランキング2025年<小人閑居日記 2025.12.31.>

小人閑居日記 2025年11月 INDEX2025/11/30 08:24

初の外国人として神殿に昇るまで<小人閑居日記 2025.11.1.>
ハーン、杵築大社の宮司、千家尊紀に会う<小人閑居日記 2025.11.2.>
神聖な火を得る「火鑽」の儀式<小人閑居日記 2025.11.3.>
自然と人生をたのしく愛する日本人の魂<小人閑居日記 2025.11.4.>
「神在月」の出雲(その1)(その2)<小人閑居日記 2025.11.5.>
「神在月」の出雲(その3)(その4)<小人閑居日記 2025.11.6.>
柳家小はぜの「旅行日記」<小人閑居日記 2025.11.7.>
桃月庵白酒の「禁酒番屋」<小人閑居日記 2025.11.8.>
柳家蝠丸の「奥山の首」前半<小人閑居日記 2025.11.9.>
柳家蝠丸の「奥山の首」後半<小人閑居日記 2025.11.10.>
柳家小満んの「よかちょろ」<小人閑居日記 2025.11.11.>
春風亭一之輔の「睨み返し」前半<小人閑居日記 2025.11.12.>
春風亭一之輔の「睨み返し」後半<小人閑居日記 2025.11.13.>
慶應義塾が名誉博士号を授与したEU委員長<小人閑居日記 2025.11.14.>
福沢の「自由」と「独立」の追求は、現在の課題の答<小人閑居日記 2025.11.15.>
欧州と日本のパートナーシップ、学生へのメッセージ<小人閑居日記 2025.11.16.>
善福寺公園と、福沢墓所・元麻布の善福寺<小人閑居日記 2025.11.17.>
雑誌『サライ』のクロスワードパズル1等当選<小人閑居日記 2025.11.18.>
1999年末クロスワード・パズル<小人閑居日記 2025.11.19.>
『サライ』2002年新年号のクロスワード・パズル<小人閑居日記 2025.11.20.>
「日本で100年、クロスワード人気続く」という記事<小人閑居日記 2025.11.21.>
11月19日の1999年末クロスワード・パズルの答<小人閑居日記 2025.11.22.>
『TOKYOタクシー』東京の見納めに巡る場所<小人閑居日記 2025.11.23.>
『TOKYOタクシー』携帯電話、LEDウォール、「夢をつくる」<小人閑居日記 2025.11.24.>
  短信 『アメリカ史とレイシズム』<等々力短信 第1197号 2025(令和7).11.25.>
『べらぼう』「空飛ぶ源内」平賀源内は生きている?<小人閑居日記 2025.11.26.>
平賀源内の秋田行と、小田野直武、佐竹曙山の「秋田蘭画」誕生<小人閑居日記 2025.11.27.>
平賀源内の≪西洋婦人図≫<小人閑居日記 2025.11.28.>
小田野直武『解体新書』の挿図を描く<小人閑居日記 2025.11.29.>
桂米輝の「手水廻し」<小人閑居日記 2025.11.30.>

小人閑居日記 2025年10月 INDEX2025/10/31 08:21

桂二葉の「仔猫」中<小人閑居日記 2025.10.1.>
桂二葉の「仔猫」下<小人閑居日記 2025.10.2.>
三遊亭歌武蔵の「鍬潟」<小人閑居日記 2025.10.3.>
入船亭扇遊の「火事息子」前半<小人閑居日記 2025.10.4.>
入船亭扇遊の「火事息子」後半<小人閑居日記 2025.10.5.>
朝日(ASAHI)ネットは、ぜひブログを続けて欲しい<小人閑居日記 2025.10.6.>
#ブログサイトの火を消すな!!!<小人閑居日記 2025.10.7.>
小泉八雲、ラフカディオ・ハーンと、その妻節子<小人閑居日記 2025.10.8.>
「ヘルンさん言葉」、「神々の国の首都」松江<小人閑居日記 2025.10.9.>
小泉八雲、鳩の鳴き声の版画<小人閑居日記 2025.10.10.>
柳家喬太郎の小泉八雲原作「雉子政談」<小人閑居日記 2025.10.11.>
「事業の達人」福沢諭吉に学べ<小人閑居日記 2025.10.12.>
「バランスが取れていると、時代を動かす大人物になる」<小人閑居日記 2025.10.13.>
菊比古と「決別」した助六はみよ吉と田舎へ<小人閑居日記 2025.10.14.>
真打目前の与太郎、小夏の腹の子の父は?<小人閑居日記 2025.10.15.>
元やくざの与太郎、組の親分と対決する<小人閑居日記 2025.10.16.>
与太郎の真打披露、小夏の子が産まれる<小人閑居日記 2025.10.17.>
「肌寒」と「薄紅葉」の句会<小人閑居日記 2025.10.18.>
レインボーブリッジを歩いて渡る<小人閑居日記 2025.10.19.>
『図書』《小泉八雲の古き心》佐野史郎・小泉凡・荒俣宏<小人閑居日記 2025.10.20.>
平井呈一訳、恒文社刊『小泉八雲作品集』<小人閑居日記 2025.10.21.>
『ばけばけ』、橋のたもとで擬宝珠に手を合わせた理由<小人閑居日記 2025.10.22.>
なぜ、源助が人柱に立ったのか?<小人閑居日記 2025.10.23.>
朝、湖岸で、かしわ手「こんにちさま。ありがたや、かたじけなや。」<小人閑居日記 2025.10.24.>
  短信 ゴッホの手紙<等々力短信 第1196号 2025(令和7).10.25.>
君のとなり歩くから 今夜も散歩しましょうか<小人閑居日記 2025.10.26.>
明治17(1884)年、松江から東京までの旅路<小人閑居日記 2025.10.27.>
「稲むらの火」と浜口儀兵衛(梧陵)<小人閑居日記 2025.10.28.>
『小學國語讀本』「稲むらの火」の元はハーンの「生神様」<小人閑居日記 2025.10.29.>
ハーン「杵築(きづき)」出雲大社へ<小人閑居日記 2025.10.30.>
神都杵築直前、ハーン、出雲の神の国引きを語る<小人閑居日記 2025.10.31.>