お互いの為に、文化と個人の交流を ― 2015/03/20 06:33
日韓は、切っても切れない関係にある。 衣、食、住。 言葉の中に、日本 語がたくさん入り込んでいる。 それを使いながら、日本語から来ていること を若い人は意識しない。 衣…モンペ、タオル、スリッパ、ゾウリ、シャツ、 ネル、サテン、ビロード、ジャンパー。 食…スシ、ウドン、ソバ、ノリマキ、 タクワン、ナラヅケ。 住…タタミ、トコノマ、カザリマド、大工さんの語彙 はほとんどで、(地)ナラシ、シタジ、ホロ、パテ、ドカタ、ジカタビ、ニス、 スコップ。
人と人との間の交流を大事にしなければならない。 両国は、アジアの中で 隣り合っている。 運命的に共存しなければならない。 争っていては、お互 いの生存が危うくなる。 自分のために、助け合って生きていくことが、重要 である。
文化の交わりが大切だ。 小学校に通って以来、そして日本とを行き来しな がら、日本の文化をうらやましい、と思う。 第一に、日本人の秩序意識だ。 お行儀がよく、礼儀正しい。 阪神大震災 の被災地で、物を買う行列が出来ていて、先頭のおばさんが、小さな買い物袋 を持って出て来た。 なぜ一つしか買わないのかと、インタビューを受けて、 この列を見なさい、私が沢山買ったらご迷惑をかける、と言った。 人に迷惑 をかけない、という原則を意識している。 これは文化の水準を表わしている。 道で人にぶつかると、謝る。 韓国では、顔を睨んで行ってしまう。
第二に、日本人は読書家だ。 電車に乗ると、多くの人が何か読んでいる、 最近は携帯電話を見ている人もいるが…。 読書が国民に浸透している。 ほ かの国で、見たことがない。 日本独特のものに、文庫本がある。 手に取り やすい、読みやすい、日本が発明した貴重なものだ。 範囲の広さ、体系的な 出版の仕方、翻訳の優秀さ。 翻訳は美しく、自然で、流暢で、私たちが遠く 及ばない。 その歴史は、明治の初めから150年、韓国は70年だ。 韓国で は初め、日本からの重訳だった。 そのため、おかしなこともあった。 逃げ 出すことを「尻に帆かけて」というのを、そのまま訳したりした。 今は、そ ういうのもなくなり、翻訳文のまずさもよくなって、まあまあ及第というレベ ルに追い付いた。
日本との関係は、無意識に感じずにいられない。 お互いの生存のために、 交流、靭帯、協調が必要である。 争点があっても、長い目で見て、解決に努 めよう。 政治と関係なく、文化の交流を、個人的な交流を維持しましょう。
私は羅英均さんの話を聴きながら、涙が出そうになった。 それで拙いなが ら、その全体をメモからここに書き起こして、ご紹介した。
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