テレビを見ての感想 ― 2011/05/09 06:55
『役にたたない日々』の佐野洋子さんの、テレビを見ての感想は、オサマ・ ビンラディン以外にも、鋭く、面白いものがある。 同じくテレビをよく見て いる私は、ニャッとして、わかるわかる、と思う。
2003年秋1 「目が覚めたら八時ちょっと前で、寝たままワイドショーを見 た。腹をかかえて笑った。にせ有栖川何とかがにせ結婚式をして、石田純一は ノコノコ行って五万円のご祝儀を置いて来たそうだ。急に石田ナニガシが好き になった。幸せを感じた。幸せを感じているうちに起きようと気合いを入れた。」
「夜「プロジェクトX」を見ながら泣いた。立派な人達がいるのだ。今日は 万博の警備に死力をつくしたプロジェクトだった。しかし、あの何とかトモロ ヲという人の声で「その時××は云った。よしやろう!! ○○は黙ってうなず いた」とナレーションを入れると、たとえ焼き芋屋だって泣けるかもしれん。 しかしせっかく感動させようとして作られた番組は泣いた方が得だと思う。」
「「ニュースステーション」を見た。しかし久米宏は毎日毎日こった洋服着て いるなあ。しかし久米宏、自分が頭いいのも洋服似合うのも自分でよく知って いるってのかくせないのネ。眠たくもないのに、寝る態勢に入った。」
石田ナニガシが、東尾理子プロと結婚して、出ているコマーシャル、よくや るな、と思う。 舅の東尾修元監督と共演していたり、AKB48「行ってみよう か堂」の板野友美に「結婚しよう」と言うと、実は東野プロで「もう結婚して いるじゃない」といわれたりするやつだ。 金の臭いはするが、幸せは感じな い。
女子アナは、東日本大震災以来、おとなしい洋服を着ていたけれど、だんだ ん元に戻ってきた。 ずっと前から、なぜ女子アナは毎日洋服を替えなければ ならないのだろうと思っていた。 そんなことを言う人はいないから、私だけが 知らないのかな。 多分テレビで見た服を着てみたいと思う人がいて、よく売 れるのだろう。 洋服屋さんとつながっているに違いない。
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