「日本で100年、クロスワード人気続く」という記事2025/11/21 04:38

 11月13日の朝日新聞夕刊トップは、大見出しが“人”という字を中心にして、縦に「クロスワード“人”気続く理由は」、横に「日本で100年■言葉と“人”と話す契機にも」が、クロスする紙面になっていた。 リードは、「見ると解きたくなるパズルの定番、クロスワードパズルが日本に登場して、今年で100年、今も新聞、雑誌、書店の人気コンテンツであり続けているのはなぜか。その魅力を探った。」

 クロスワードはアメリカの新聞「ニューヨーク・ワールド」紙の編集者アーサー・ウィンが考案し、1913(大正2)年12月21日付の同紙に「ワールド・クロス」の名で掲載したのが「世界初」と言われるが、諸説あるようだ、という。 日本に伝わり、広まったのは、雑誌「サンデー毎日」1925(大正14)年3月8日号に、「新知識遊戯『嵌(は)め字』クロス・ワード・パヅル」として掲載されて以後だそうだ。 「サンデー毎日」は、同年4月から懸賞も始め、応募は4万通を超えた。 他の雑誌、新聞も載せるようになり、一大ブームに発展したという。 戦後も50年代、60年代と流行は繰り返した。

 パズルと社会の関わりを研究し、「パズル学」で博士号を取得した東田大志さん(41)は、「クロスワードは他のパズルより、他者とのコミュニケーションが生まれやすい」と語っているそうだ。 欧米の都市部で流行した当初から、新聞片手にクロスワードを解く通勤客が、隣り合わせた人たちからあれこれ口を出され、会話や交流が生まれた。 会社内で解けば同僚と、家庭内で解けば家族との、話のタネになる、と。

ところで、賞品のような報酬、ご褒美があった方が、パズルを解きたくなるものなのか?  (私などは、解くことだけが楽しく、賞品などまったく意識していなかったのだが、今回、珍事が出来(しゅったい)することとなった。) 「東田さんによると、動物にパズルを解かせる実験では、解けた時に報酬を与えた個体と、与えなかった個体とでは、報酬を与えなかった個体の方が、よりたくさんの問題を解いたという。解けた時の快感そのものが報酬となり、更なる知的欲求を育むのだろうか」と、この記事を書いた寺下真理加記者は書いている。 この実験、なぜ人間でなく動物なのか、そして、どんな動物なのか、新たな疑問が湧いて来るけれど…。

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