レインボーブリッジを歩いて渡る ― 2025/10/19 07:40
10月5日(日)に第581回の三田あるこう会があって、レインボーブリッジを歩いて渡ってきた。 ゆりかもめ台場駅、10時半の集合。 新橋から久しぶりにゆりかもめに乗ったが、どこへ行くのか、けっこうインバウンドの人が多い。 話題になった丹下健三設計というフジテレビの社屋を見て出発、「自由の炎」像や「自由の女神」像があるのを知らなかった。 27mの「自由の炎」像は、1998年にあった「日本におけるフランス年」を記念してフランスから贈られた。 ニューヨークの7分の1大、11m9トンの「自由の女神」像は、同じ「日本におけるフランス年」事業の一環としてパリの「自由の女神」像が1年間設置されたのが好評だったので、そのレプリカ製造をフランスの許可を得て2000年に常設したもの。 「自由の女神」像には、ニューヨークの「自由の女神」像が、1876年にアメリカ建国100周年を祝してフランス政府がニューヨーク市に贈り、その返礼にパリ在住のアメリカ人たちの組織「アメリカ・パリ会」がフランス革命100周年を記念してパリの「自由の女神」像を寄贈した(1889年に除幕式)という歴史があったという。
フジテレビ前からお台場学園前までバスに乗り、第三台場(台場公園)横の港区台場1丁目1番地の台場口から、いよいよレインボーブリッジ下層の遊歩道、ゆりかもめと臨港道路の外側のサウスコースを歩きはじめる。 首都高速11号台場線は、上層になる。 自転車で渡る場合は、台車が用意してあって、それに後輪を載せ、牽いて歩く式になっている。 遊歩道は、4月から10月までは9時から21時まで、11月から3月までは10時から18時まで。 レインボーブリッジ自体は長さ798mだが、遊歩道は全長1.7㎞、最初は昇りになり、真ん中の第六台場がよく見えるあたりで、もう大汗。 ヘロヘロになっても、途中でやめるわけにもいかず、幸い下りになったので、芝浦口まで何とか辿り着いた。
昔、久保田万太郎が宗匠で、渋沢秀雄、徳川夢声、小島政二郎、宮田重雄、戸板康二などがメンバーの「いとう句会」が、お台場に吟行に出かけたことがあった。 帰りがけに、ダジャレの好きな戸板康二さんが、「おだいば見てのお帰り」と言った。 私はその話を思い出し、お台場を見ながら、近くの方に話したのだった。
芝浦ふ頭駅から汐留駅まで、ゆりかもめに乗り、宮崎駿デザインの日テレ大時計のからくりが1時に動くのを見物して、カレッタ汐留46階の「響」で昼食をした。

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