『GEO JAPAN(ジオ・ジャパン)』「大分 阿蘇の火砕流台地」 ― 2026/10/03 07:19
NHK BSで朝ドラを見た後、田中美佐子さんの『にっぽん縦断こころ旅』秋の旅が始まるまでの15分の隙間番組で、『空旅中国』の他に、『GEO JAPAN(ジオ・ジャパン)』が興味深かった。 元はBSP4Kで『ジオ・ジャパン 絶景100の旅』「日本の風景はこうしてできた!大地のドラマを読み解く旅」という1時間番組で放送しているらしい。
たまたま見たのは、「大分 阿蘇の火砕流台地」で、豊後大野市にある「東洋のナイヤガラ」という「原尻の滝」の名前を聞いたこともなかった。 九州の阿蘇は27万年前から4度の超巨大噴火「カルデラ噴火」を起こし、膨大な量の噴出物を飛散させた。 大分県南西部の「火砕流台地」は、高温の噴出物が野山を焼きながら広がり、厚いところでは数百メートルも堆積した場所である。 噴火直後は一面の荒野だったが、今は「原尻の滝」など絶景の宝庫、そして「大分の野菜畑」と呼ばれるほど豊かな土地だ。 水路や石橋、摩崖仏など独特の文化もある。
その大変貌の秘密。 10万年前の火砕流で平らで部厚な台地になった。 夏足(なたせ)地区は、原(はる)=台地、川幅いっぱいの滝、「原尻の滝」ができた。 陽当たりが良く、農業に適し、野菜畑が広がっている。 9万年前の火砕流でできた溶結凝灰岩の柱状節理が、滞迫峡(たいざこきょう)70メートルの深さの絶壁と奥岳川の谷を作った。 谷底には、1500万年前の火山活動で出来た岩石が露出しており、その上流には火砕流に巻き込まれた炭化木が埋もれている洞窟もある。
ただ、台地と台地の間の移動が大変で、そのためアーチ型の石橋がつくられた。 大分県には、虹澗橋(こうかんきょう)、森橋など、500以上の石橋がある。 豊後大野市、普光寺の高さ11.4メートルの摩崖仏は、国東半島の熊野摩崖仏とともに大分県最大、日本でも最大級の摩崖仏だ。 豊後大野の多くの摩崖仏が9万年前の阿蘇火山4回目の火砕流に彫られているのに対し、普光寺の摩崖仏は12万年前の3回目の火砕流に彫られているという。
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