小朝独演会2007秋 ― 2007/09/22 07:08
18日は日比谷公会堂に「春風亭小朝スペシャル独演会2007秋」を聴きに 行った。 近年、落語研究会では小朝を聴けないからである。 若い女性ファ ンが多いのかと思ったら、日比谷公会堂に似つかわしい年配の女性が主力で、 ご夫婦で来ている人も多かった。 前座と歌武蔵を配して、小朝が三席つとめ た。
「読書の時間」 林家 ひろ木
「柳田格之進」 春風亭 小朝
仲入
「時そば」 春風亭 小朝
「朝青龍と私」 三遊亭 歌武蔵
「扇の的」 春風亭 小朝
林家ひろ木は、木久扇(「きくおう」という読みに違和感)になった木久蔵の 六番弟子、小朝が現在一番気に入っている二ッ目だそうだ。 学校の「読書の 時間」に高校2年の息子が、本棚にあった父親の『竜馬がゆく』を持って行く。 驚いたのは父親で、表紙は『竜馬がゆく』だが、中身はポルノ小説『未亡人日 記 今夜はモエチャウ』だったのだ。 『竜馬がゆく』を持ってきた柴田に、え らいぞ、先生は15年前に読んでいたく感動した、司馬遼太郎の素晴しい文章 をみんなにも味わってほしい。 朗読してみろ、大きな声で、感情を込めろ、 ということになる。 「オー、オー」「アー」から始まるドタバタは、略す。
ひろ木は噺のあと、津軽三味線を弾いた。 聴いていただくお客さんに「す がる三味線」だといったが、その言葉がなるほどのウデだった(けっこう拍手 をもらっていたが…)。
最近のコメント