リバーサイドクラブのクラス会2010/10/29 07:04

このところの「等々力短信」、訃報から書き出すのが続いている。 毎月感想 を送ってくれるある読者が、「梅棹忠夫さんの『京都案内』」の号に対して、「『知 的生産の技術』とはなつかしいです」と書いてくださった最後に、こういう文 句を引いていた。  「ダイアリー訃報ばかりを記しつつ昭和は遠くなれりと思う 阿久悠」

 昭和39(1964)年卒・経済学部U組というクラス会だが、卒業25年の時(1989 年)につくった名簿には64名の名があり、その内、物故者2名、住所不明6 名だった。 以来、あちらに籍を移した者は、6名増えている(現在、案内を 出すのは私も入れて52名)。 クラス会で私が毎月落語会に通っているのを知 り頼んできて数年間一緒に通ったK、クラス会の日を失念し後で会費をわざわ ざ私の会社まで払いに訪ねて来た体育会庭球部出身のH、落研出身の僧侶で税 理士だったI、自動車メーカーの社長で引退したら海外の遺跡巡りをするのが 楽しみだと言っていたS、退職して現在専業主婦業と書いていたTなど、忘れ られない面々である。

連中も「先に行って待っていますので、最後までお世話してください。」と、 言っているのだろうか。 三途の川リバーサイドクラブあたりで、彼此合同の クラス会でも企画することにするか。