吉野梅郷を「歩こう会」2007/03/19 08:04

3月17日の青梅市「梅の公園」

 土曜日3月17日の万歩計は、16,041歩を記録した。 慶應志木高校の同窓 会・志木会の「歩こう会」に夫婦で参加させてもらって、青梅の吉野梅郷を散 策してきたからだ。 参加者は11名、毎度せっかくの企画なのに、もったい ないと思う。 幸い薄曇で、多少気温は低めだが、歩くには絶好の天気だった。  11時に青梅線の日向和田(ひなたわだ)駅で集合して歩き出す。 都心ではす でに盛りを過ぎている梅も、青梅市「梅の公園」では正面がちょうど満開。 そ れもそのはず、幹事役の金子さんが周到な計画を立て、二週間前にもちゃんと 下見をしているのだった。 園内を一周、これほどの規模に整備されていると は知らなかったので、びっくりした。

 12時に園を出て、途中で咲いていた「みつまた」の花、中道梅園、岩割の梅、 大聖院では青梅の梅の元祖の二代目だという「親木の梅」なども見ながら、即 清寺、愛宕神社(百段とかの階段を昇って奥多摩の景色を一望)を回った。 風 もなく、空気がおいしい感じがする、快適なウォーキングとなった。 奥多摩 橋で多摩川の清流を覗き、二俣尾の駅から青梅線で二つ先の沢井まで行き、創 業元禄十五年「沢乃井」小澤酒造直営の「ままごとや」で14時から昼食。 「日 本酒指導師範」の資格を持つ金子さんの解説を聞きながら、蔵元だけに、この 時期限定の花見新酒、純米原酒、純米吟醸生酒などを楽しむ人を眺めて、「馬の 耳に念仏」「猫に小判」、先日某句会で詠んだ「下戸の損際限もなき春の宵」を 地で行く悲哀を味わう。 それでも、豆腐を中心にした料理はなかなかのもの であった。 家人も大喜び、夫婦で春の一日楽しい散策を満喫させてもらった。  感謝、感謝。