三遊亭萬橘の「洒落小町」前半 ― 2025/05/16 07:00
落語を聞いて楽しむのはいい。 映画の『コンクラーベ』を観た。 観た人いますか?(メガネをはずして、客席を眺める) 映画館へ行くと、予告編をやる。 『プロフェッショナル』の予告編の後に『アマチュア』の予告編をやる、妻を殺された男が……、どっちにしろ殺されるのかよ。
動物園へ行くのも、楽しみだ。 札幌の円山動物園、カバがアクリル板の目の前まで来る。 3、4年生のアオイちゃん、個人情報はどうでもいいんだけれど、その女の子に母親が、「仲間だと思って来たんじゃないの」と言った。 アオイちゃんは即、「おかあさんが、でしょ」。 アナコンダって蛇、でかい。 (手で、一抱えもある大きさをつくって)とぐろを巻いている。 写真を撮った。 最近のアイフォンは、写真を勝手にグループ分けする。 アナコンダ、うちのかみさんと、同じグループにグループ分けされていた。 「怖い」というグループ。 娘が、かみさんに、「お母さん、一番だってよ」と、仲間の友達が言っている、と。 そのあと、「お母さん、一番年上だって」と言って、怒られていた。 家事を手伝うようにしている、洗い物なんか。 かみさんが出かける時、洗い物をしていて、帰って来た時も、洗っていた。 「まだ洗ってんの」と言われたので、「心も一緒に洗っているからね」と返した。 「時間がかかるだろうね」。 女の人は、子供が出来ると、強くなる。 かみさんがPTAの配布の資料を見ているのを、向う側に座って見ていた。 文字と写真の資料で、その写真を携帯の画面をこするように、こすっているのを、見てしまった。 「どっかで、しゃべるんじゃないよ!」 女の人は強くなる。
こーーんちは! 開けて入りな、足でもいい。 お松さんかい。 その顔どうした、目に青タン。 ウチの人にやられたかなんて、知らないでしょ。 喧嘩したのか、話してごらん。 話すの、やめとこう。 諦めるの、早すぎる、話してごらん。 浮気なんで。 留さんが? 仕事の用で出掛けるってんで、臭えなと思って、付けて行った。 電車で五駅ほど乗って、10分ほど歩いて、家の中に入った。 寒くってね、わたし裸で。 エッ! 裸で、電車で五駅ほど乗って、10分ほど歩いたのかい。 わたし、水浴びしてたんで。
家の中から、三味線の調子を合わせているのが、聞こえた。 「晴れて雲間に……」と亭主の声。 それで、すかさず入って行った。 お婆アさんが出て来て、座り込んだ。 ウチの人をつまみだして、と言ったが、ラチが明かないので、突き飛ばす。 ウチの人が現れたので、肩をドンとついて、足を掛けた。 傘で突いた。 お婆アさんの後ろから、向うの女がお椀を持って出て来た。 カーーッとなって、突き飛ばすと、崩れ落ちた、肥ったブスだった。 家まで、走って帰って来た。 角を曲がったところで、電信柱にぶつかって、目に青タンができた。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。