茅野市豊平の福沢区「福沢諭吉翁 祖先発祥の郷」という石碑 ― 2011/09/29 05:46
長野市在住の「等々力短信」読者、藤澤正利さんが25日付の『信濃毎日新 聞』の切り抜きを送って下さった。 「諭吉 祖先発祥の郷」石碑/茅野/福沢区、 伝承願い建立/戦国時代にルーツか、という見出しの記事だ。 「福澤山エン トランス」<小人閑居日記 2011. 6.27.>、富田正文先生の『信州福沢考』< 小人閑居日記 2011. 6.28.>に書いた茅野市の福沢という場所の話題である。
茅野市豊平の福沢区が、「福沢諭吉翁 祖先発祥の郷」という石碑を、上川に 架かる前橋近くのミニ公園に建て、24日、除幕式をしたという。 石碑は高さ 約1.8メートルで18センチ角の柱状。 戦国時代に福沢地籍に屋敷を構えた 太郎左衛門善徳と諭吉のつながりを記したステンレス製の説明板も設置した。 2000年に前橋が完成した際、同様の木製標柱と説明板を設置したが、風雨にさ らされ読みにくくなったため、新しくした。
記事はまた、つぎのようにも書いている。 ただ、福沢諭吉が先祖のために 1873(明治6)年に東京で建てた記念碑(麻布善福寺の「福澤氏記念之碑」)にある 「福沢氏の先祖は信州福沢の人なり」の「福沢」が県内のどこを指すかは、わ かっていない。 茅野市のほか埴科郡坂城町などの異説もある。 福沢区(矢島 安久区長(61))は、善徳が諭吉の祖先の可能性があるとみていて、これを地域に 伝え、語り継いでいく狙いだ。
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