一人一人の人間を思いやる政治2010/03/10 06:54

橋本五郎さんの講演のつづき。 富士山も、鳥海山も、見る角度で見え方が 違う。 政治の世界も、いろいろな角度から見なければいけないから、そのた めには政権交代は必要だ。 「コンクリートから人へ」「官僚主導から政治主導 へ」というのはいい。 だが大臣、副大臣、政務官だけで、何から何まで出来 るか。 大臣が電卓を使っているようでは、大きなことを見失う。 余り極端 に行っちゃあダメ。 「事業仕分け」というのは、今一番売れている商品だが、 いくつか問題がある。 何が無駄かというのは、とても難しい。 一時間で分 かるか。 資料をつくる財務省中心になる。 事業仕分け人を仕分けせよ(誰 がどういう基準で選ばれたか、はっきりしない。縁故採用)。 役人が自信を持 って説明していない(局長級が、命を賭けてやっていない…熱が入った橋本五 郎さんは、このあたりで上着を脱いだ)。

鳩山由紀夫首相に望むこと。 (1)早く信頼を取り戻すこと(お金の問題)。  反対する人にも丁寧に説明する。 (2)変える勇気を持つこと。 大きく状 況が変ったような場合、正直に説明すれば国民は納得する。 約束(マニフェ スト)は大切だが、どうやったら国民を幸福にできるかを考えよ。 (3)ペ ラペラしゃべり過ぎない。 答えていい話と、そうではない話がある。 軽々 しく言わない。 慎重に慎重に。 トルストイ「本当に語りたいことは、声低 く語れ」。 “Trust me”の翌日の発言で、オバマ大統領はかんかん。 首脳 同士の信頼関係は重要。 トヨタの問題も、信頼関係があれば、違う展開にな った。 トヨタの問題は、日本経済がおかしくなるという話だし、日本の車全 体の信頼にもかかわる。

地方に住む一人一人の人間が、何を思って暮らしているか、そういう国民を 思いやる心が政治には必要だ。 政治家には、私を捨てて、公に尽くす精神、 教養に裏打ちされた品位が必要だ。