西川俊作先生のご逝去を知る ― 2010/03/30 06:53
西川俊作先生が1月27日に亡くなられていたことを、3月20日発行の『福 澤手帖』で知って、一瞬、言葉を失った。 何も知らずにいて、2月25日の『等々 力短信』もお送りしていたからである。 西川先生には、いろいろと可愛がっ ていただいた。
西川俊作先生著、慶應義塾大学発行の小冊子、福澤記念選書62『その日の福 澤先生』(2000年)掲載のご略歴を、まず掲げる。
「昭和7年、滋賀県生まれ。30年本塾大学経済学部卒業、36年同大学院経 済学研究科博士課程修了。39年商学部助教授、47年教授、平成10年大学名誉 教授。経済学博士。計量経済学・労働経済学分野において『地域間労働移動と 労働市場』(日本経済新聞・経済図書文化賞受賞)をはじめとする多数の著書・ 論文を発表。また、数量経済史という新しい研究分野の開拓にも力を注ぎ、『日 本経済の成長史』(東京海上各務記念財団賞受賞)を代表とする諸研究で高い評 価を受ける。さらに、平成2~8年には福澤研究センター所長を勤める。/著 書に『計量経済学のすすめ』『経済学』『江戸時代のポリティカル・エコノミー』 『福沢諭吉と三人の後進たち』『福沢諭吉の横顔』『ふだん着の福沢諭吉』『福澤 諭吉論の百年』などがある。」
西川先生はまた、平成7年よりは理事として、平成9年から17年までは常 務理事として、(社団法人)福澤諭吉協会の発展にご尽力なさった。 私は福澤諭吉協会のいろいろな行事で、西川先生にお目にかかるようになり、 「実は小尾恵一郎ゼミの出身で」と、白状したのであった。 西川先生と小尾 先生は研究分野が重なっていて、ごく親密だったので、私も学生時代から西川 先生を知っていた。 恐そうだったので、敬して、近づかなかったけれど。 実 際にお話を伺うようになって、優しい方だということが、わかってきた。
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