マザーリーフの花 ― 2016/04/14 06:19
マザーリーフに花が咲いた。 2013年10月28日の当日記に「幸せの「マ ザーリーフ」と「タラヨウ」」、29日に「「幻の花」と、「葉っぱ」の思い出」を 書いて、写真も載せた「マザーリーフ」である。 「数年で、1メートル以上 にもなり、冬から春にかけて、色が変わる花が咲くのだそうだが、まだ花は見 ていない。 この花を咲かせるのは非常に難しく、日照時間、水分や温度の管 理をうまくやらないと、咲いてくれないそうで、「幻の花」と言われているとい う。」と、書いている。
「マザーリーフ」、ご迷惑ながら、そっちこっちに配った。 ずいぶん大きく なったという写真を見せてもらったこともある。 だが、花が咲いたという話 は聞いていなかった。 実は、わが家では一昨年の冬、室内に入れなかったた めに、ほとんど枯らしてしまった。 それで、わずかに残ったのをまた増やし て、昨冬は簡易温室に入れることにした。 ネットで探した、塩ビのパイプを 組んでビニールをかける簡易温室である。 寒くなる前に、そこに入れて、た まに水をやる程度で、ほとんど放ったらかしにしておいた。 すると、身の危 険を感じたのか、薹が立って、花が咲いたのである。 種の保存のため、花が 咲くと枯れる植物があると聞くが、下の方の葉は丈夫なので、それではないら しい。 袋状のものが垂れ下がり、その袋から顔を出す不思議な花である。 袋 は長く、ひと月以上、そのままの形を保っている。
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