判官贔屓のスポーツ観戦2006/01/04 09:37

 「鞍馬より牛若丸が出でまして、その名も九郎判官(ほうがん)」というのは、 大きな庭のある家の奥様が発する、落語「青菜」の重要なセリフだ。 「判官 贔屓」は、NHKが一年をかけて解説しその数を増やした、九郎判官源義経の 薄幸に同情すること、転じて、弱いものに同情することなのは、ご存知の通り。

 正月は、もっぱらテレビのスポーツ中継を見て過ごす。 2日のラグビー全 国大学選手権の準決勝は、同志社と関東学院、法政と早稲田の試合だった。 第 一試合では同志社、第二試合では法政を応援してしまう。 かつての同志社は、 平尾や林や大八木らが活躍して強かった(もう20年にもなるらしい)。 後半盛 り返して2点差まで迫った時は、もしかしたらと、思わせた。 俊敏な動きが 目立った関東学院の有賀が、加速をつけて切れ込んでから流れが変り、結局は 関東学院が決勝に進出した。 第二試合。 このところの早稲田は、だんぜん 強い。 インタビューに応じる清宮監督のあの不敵な顔は、見るのもいやであ る。 だから法政をずっと応援していたのに、ワントライしか取れなかった。

  3日は、ライスボウル。 オービック・シーガルズ対法政。 法政は慶應を こてんぱんにした相手だが、社会人対学生となると、どうしても法政を応援し てしまう。 だいたい黒い外人がまざっているのは、ずるいではないか(その前、 箱根駅伝でも「日本大学」に黒い外人が走っていたのには、何か違うのではな いか、と思った←偏見)。 日本武士道の美しさに、もとるような気がする。 試 合は法政が中盤がんばって、うまく勢いに乗れば、あわやと思われたが、結局、 序盤の相手外人選手の活躍による、あれよあれよの失点を挽回できなかった。

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