散歩と般若心経 ― 2006/01/03 08:43
元日から、朝の散歩はやっている。 元日はさすがに人が少なかった。 犬 を散歩させている人も、いつもより少ない。 散歩していて気がついたのだが、 カラスは張り紙が読めて、カレンダーの知識もあるらしい。 年末にゴミ収集 が終った後、連中の姿を見かけないからだ。
ゴミ集積所に、手書きの張り紙があった。 暮でゴミ収集が終ったので、以 後、出さないようにというのだが、「悪物は保険所に通報するので出すな」と、 書いてある。 笑ってしまう。 こういうのに誤字では、迫力に欠ける。 朱 を入れたくなる。
散歩は少し早足のほうがいいと聞く。 「オいっちにさんし」と、リズムを 取ると、早く歩ける。 そういえばアメリカの映画で、新兵の訓練に声をかけ て歩かせる文句が、字幕で見ていても、なかなか面白かった。 「なんだ坂、 こんな坂」とか、「独立自尊是修身」や「戯去戯来」を、試みる。 そういえば 脳ドックのMRIで、あのリズムに「般若心経」が合うことに気がついた。 「ギ ャーテー、ギャーテー、ハラギャーテー、ハラソウギャーテー、ボウジーソワ カ」「色即是空空即是色」「フーショウフーメツ、フークウフージョウ、フーゾ ウフーゲン」。 これも、散歩に合う。 父は毎日のように、何千枚と写経して いた。 「門前の小僧」、断片的には知っている。 みんな覚えてやろうか、な どと思う。 先日は高村光太郎の「般若心経」の字が、とてもいいのを知った。 新井満さんが「般若心経」を現代語訳した本が出たというので、本屋で見てみ ようとしたら、売り切れだという。 だれかタレントでも、すすめたのかな。
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