くだらなさの自覚2006/01/15 07:07

 10日のつづき、荻野アンナさんの「ムダ口のススメ」第3回(12月22日)は、 「言葉の温暖化対策?」、得意のダジャレの話だった。 荻野さんが親子二代で お世話になっているという医師、中島ダジャレ進先生登場。 「聴診して調子 いいんだなあ」「味方がやっても点滴」「自然に出来たのに腎臓」「堂々としてい るのにひ臓」「ちゃんと働いているのに血管」と、達人はダジャレを連発する。  困るのは、診療中に浮かんだ時だという。 荻野さんは、先生のところへ行く のは、体調のいい時じゃないと行けない、と笑う。

 ダジャレのコツは、(1) ダジャレは人を見て言う、(2) ダジャレは上下関係 で言わない(平等な人間関係)。 ラブレー『ガルガンチュア物語』のダジャレ の例を紹介し、落語の鰻の蒲焼の匂いを嗅いで金を請求される噺と同じような、 焼肉屋とお金の音の話、蒟蒻問答みたいな話も出てくるという。 ラブレーは 気取ったダジャレを非難していたそうだ。 結論「ダジャレは、平等な場で、 くだらなさを自覚して、楽しもう」。

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