森山良子40周年2006/01/23 06:34

 21日に放送されたミュージック・フェア「森山良子40周年・第1夜」(フジ テレビ)がとてもよかった。 40周年ということは、デビューが仮に15歳とし ても、団塊の世代ということになる。 私などよりは少し後のフォークソング の世代だが、その歌は耳なじみのものである。 彼女が結婚して、ちょっと高 い声が出にくくなっていた頃に、日生劇場でやったコンサートに行ったことが ある。 相手はたしか浜松の鉄工所の息子だった、というのは、歌の間のトー クで浜松の方言で頭のテッペンを「てんこちょ」というのだとしゃべったのを、 なぜか憶えているからだ。 声の不調はそれが原因だったのか、その結婚はま もなく駄目になった。

 わが家に森山良子のCDが何枚かある。 シーズンになると、必ずかける「聖 しこの夜/森山良子クリスマス讃美歌ベスト18」、そして「ベスト・コレクシ ョン」が2枚、1985年と、2002年。 1985年のは、「わかれ」「セ フィニ― 愛の幕ぎれ」「Love Me Tender」「あなたへのラブソング」「幸せのすきま」な どが入っている。 2002年の方は、フォークの頃の復刻に、当時話題になった 「さとうきび畑」を加えたもので、虫メガネでないと読めない字で「一部、オ リジナルマスターに起因するノイズ等がありますが、御了承下さい」と注意書 きがある。 そのうち何曲かは土曜日に聴いた、「この広い野原いっぱい」「禁 じられた恋」「歌ってよ夕陽の歌を」「今日の日はさようなら」「恋人」「恋はみ ずいろ」「思い出のグリーン・グラス」などが入っていた。