小銭に対する見方が変わってきたか2022/02/28 07:01

 そこで朝日新聞2月8日朝刊経済面の中川透記者の記事である。 日本銀行がまとめた1月の貨幣流通額は、前年同月比0・1%減の5兆394億円と、2012年5月以来10年ぶりに前年割れとなった。 キャッシュレス決済の普及に加え、ゆうちょ銀行が1月17日に硬貨の取扱手数料を設けたため、駆け込み預け入れの影響が表れた、との見方が出ているという。

 国内最大の店舗網を持つゆうちょ銀行は、収支改善を理由に硬貨の手数料を1月に有料にした。 開始直前の年末から年始にかけ、各地の窓口やATMで小銭を預け入れる顧客の動きが目立った。 メガバンクは同様の手数料を2019~2020年に設け、地方銀行などでも相次いでいる。 長年の低金利で、融資で利益を上げにくくなった銀行が各種手数料の新設や引き上げなどで顧客に負担を求める動きが広がっている。

 この記事で、ニッセイ基礎研究所の上野剛志・上席エコノミストは、貯金箱の小銭の駆け込み預け入れなど、ゆうちょ銀行の硬貨取扱手数料有料化の影響のほか、キャッシュレス化や外出自粛に伴う釣銭需要の低下、多くの銀行で硬貨手数料が広がり、消費者が釣り銭をためることを避けるなど小銭に対する見方が変わってきた可能性もあると、話している。

 私はメガバンクで、2019~2020年に円貨両替手数料が変わったことは知っていた。 三菱UFJ銀行の場合、窓口では口座があれば1~10枚は無料だが、11枚~500枚は550円かかる、両替機でキャッシュカードだと1~10枚は無料だが、11枚以上は取扱いできない。 小銭を沢山扱う商売の人やお賽銭の集まる神社などは、大変なのではないかと思っていた。

 しかし、メガバンクのATMで預金の硬貨預払料金を経験したことはなかった。 現在、メガバンクでは、ATMで平日の取扱時間中(8時45分~18時)なら、硬貨の入出金手数料は無料のようだ(三井住友銀行は1回に投入できるのは100枚まで)。 だが、いずれ、ゆうちょ銀行に追随して、同様な扱いになるのではなかろうか。

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