渋谷で本井英先生の句会2006/06/16 06:38

 14日、渋谷で本井英先生の俳句会があった。 仮称、本井ゼミの第一回、句 会をやって、季題の本質や名句鑑賞などの勉強会もやるというので、勇んで参 加させていただいた。 夕方からの渋谷などに、出かけたことがなかったので、 若い人の群れ、特にこの季節の若い女性の服装に圧倒される。 先日、ネット の句会に出した拙句「その胸に胸を衝かれる更衣」を思い出す。 われわれの 年代は、踏み潰されそうな、来るところではないような気がする。 これはあ との句会で出さなかったが、「渋谷には人の群れをる薄暑かな」が浮ぶ。

 19時投句締め切り、次回からは兼題(あらかじめ題を決めておく)だが、最初 なので雑詠(自由な題材で)5句を出す。 私は主に朝の散歩中に得た、次の5 句を投句した。

 うぐひすや一(ひと)町内を和ませて

 父母の戦後の暮しグラジオラス

 露草の瑠璃派手なれど静かなり

 運転の見合せに遭ふ梅雨入かな

 十薬や外人墓地に十字架(クルス)敷き

メンバーは、4月15日の本井英先生ご退任記念壮行句会とほぼ重なる。 ち ょうど20人の句会であった。 私の句で互選されたのは、各句一点ずつの計 五点、選句数と同じだから、まずまずの成績というところか。 それに加え、 珍しく本井英先生の選に、「グラジオラス」と「露草」が入る。 ただし「露草」 の「瑠璃派手なれど」は説明し過ぎ「なれど俳句」とのご指摘があった。