『KAZARI』展からの周遊2008/07/16 07:12

 12日の土曜日、家内のお供で、六本木・青山・銀座方面に出かけた。 まず 翌13日で終わったサントリー美術館の『KAZARI 日本美の情熱』展。 「華 麗、奇抜、斬新。 世界が驚嘆する、かざりの世界」だそうだ。 岡本太郎が 感動した縄文土器の「火焔型」「王冠型」深鉢に始まり、いろいろなものを並べ る中世の座敷飾り、武将たちの甲冑と、とりわけ兜のデザインが面白かった。  祭礼の場を盛り上げるための「飾り」、島根県出雲市の「平田一式飾」というの が愉快で、各種の陶器を集めてきて「大蛇退治」の場面を作ったもの、さらに は自転車部品一式でつくった「海老」が、驚嘆に値する代物だった。

 乃木坂から表参道へ出て、桃林堂で水羊羹と小鯛焼を買い、先月学生時代の クラブの会があったブラセリエ・フィガロでランチをした。 銀座に移動、香 月泰男さんのものがあるかとニュー・メルサ7階のフォルム画廊を覗いたら、 香月さんそっくりの小品を並べた個展をやっていたので、びっくり。 高田青 治さん(高は、はしご高)。 植物や魚など一点を描くのも、マチエールや、色 遣いも似ている。 若い人なのかと、あとで聞いたら、1951年大牟田市生れの 人だという。 伊東屋、教文館、松屋を回って、和光並木館9階のCAFEでお 茶にする。 きれいで、空いていて、静かなのがよい。 松屋に入る頃、一天 俄に掻き曇っていたのだが、帰ってみると、雷と猛烈な俄雨があった由、見か ねたお隣が洗濯物を取り込んでくれていた。

コメント

_ やまもも ― 2008/07/16 13:45

なぜ、東京から、喫茶店が姿をけしたのだろう。
12日は、ARGカフェで秋葉原。このことは、私のブログに書いたとおり。行って一番こまったのは、早い目についたので、喫茶店で一休みしようかと思ったとき。とにかく、街を歩いて、「普通の喫茶店」がない、のである。「普通」ではないのは、いくつかあるようであるが。
おかげて、くたびれはてて、翌日13日は、どこへもよらすに、新幹線で、すぐに家に帰って、寝てしまった。
今から思えば、どこかの美術館・博物館によってくるぐらいの時間は、十分にあったのだが。
結局、ヨドバシカメラの中に、「普通の喫茶店」があったので、そこで、一休みということにした。

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