権太楼の「化物使い」前半 ― 2009/10/05 07:08
権太楼は、日本人は何かというとお酒を飲む、言い争う、と、居酒屋で並ん だ酔っ払いが、よく会うけど、お近くですか、お宅は?、三本目を左に曲って、 右側の四軒目。 それは私の家ですよ、と喧嘩になる、例の小噺をやる。 よ く聴く小噺だけど、権太楼が演ると、さすがだと思っていると、先だって小倉 で、400人ぐらいの劇場でやったという。 真ん中にオバサンが4人いて、1 人がこの小噺を知っていた。 「あれ親子なのよ」と、大きな声。 知ってい ながら、知らないふりをするのが、いい。 小倉は、レベルが低い。
狐狸は人をだます、という。 現在でも、ある男、だまされたのか、一晩中、 歩き続けた。 ようやく家へ戻れた、と、カミさんをだましたりする。
本所一ツ目に住む隠居、俳句や詩吟をたしなむ、何か常人と違うところがあ って、財を成した、1メートル80くらいの大男、顎と鼻が出ていて眉が薄い、 どこかで見たと思ったら写楽の絵みたいな顔だった。 下男の久蔵、桂庵で人 使いが荒いと聞いたが、天狗様じゃあるまいしと思って来たが、雑巾ならとっ くに擦り切れている、といいながらそれでも三年間勤めていた。 隠居が本所 五ツ目に越すというので、その久蔵が「暇を取る」。 庭が広く、べらぼうに安 いけれど、化物が出るというのだ。 たいていの人は、三日持たないのだけれ ど、隠居は安く買って、引っ越した。
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