再び、BRBの鯉昇落語会2011/02/08 06:41

 1月25日、銀座のBRBで瀧川鯉昇落語会があった。 昨年、7月16日に初 めて参加させてもらって、楽しかった会である。 あの時は「武助馬」と「佃 祭」を聴き、7月19日から22日まで、4回も書いている。 今回、鯉昇にマ クラでいきなり、落語は真剣に聴いて間違いを指摘するようなものではない、 ここは前にテーブルがあるけれど、メモを取るようなことはしないように、と、 やられてしまった。 さすがの私も、メモを取りづらくなった。

 マクラは、聴いたことのある話が二つ。 「今年はマスクが少ないけれど、 去年は、みんながマスクをしていた。 客席にも沢山いて、表情がわからない、 楽しんでいるのか、苦しんでいるのか…。 マスクが品切れになった時、先輩 のおかみさんが心配性で、北海道へ旅に出ていた先輩にありったけ買ってくる ようにとケータイがかかった。 たまたま空港のマスクメロンの売場の前にいた。 しばらくは、メロンの煮付けがおかずになった。」 暮の落語研究会の「味 噌蔵」でも聴いたマクラの、この先輩は月亭八方と判明した。 ただ「メロン の煮付け」はなく、「こっぴどく怒られた」、と。

「落語ブームで若い女性が寄席に来るようになり、気の早い人はもうバレン タインのチョコレートを持ってくる。 もらうものは、もらっておくように、 という家柄に育ったので、もらうのだけれど、「倍返し」だと聞く。 「倍返し」 というのは仲人のお礼で、香典は「半返し」。 チョコの上に「御霊前」と書い てお持ちいただきたい」