「ひょうそ」瘭疽、化膿性爪周囲炎2022/02/02 07:15

 右手の中指に痛みを感じたのは1月12日(水)だった。 箸を持つと当たるので、食事の時に痛くて、食べづらい。 指一本の具合がちょっと悪いだけでも、大変不自由だということがわかる。 少し前、小指が痛くなったことがあった。 爪を切ったあと、小指の爪の隅にささくれのようなものが出来、ひっぱって取った。 すると、小指が痛くなったのだが、放っておくと二、三日で治ってしまった。 中指の痛みも、たしか爪を切ったあとだったので、同じように治るのだろうと思っていた。

しかし、だんだん赤く腫れて、寝ていてもズキズキ感じるようになった。 何といっても、箸で食べづらいのが、困る。 二日ばかり我慢していたが、どうにも耐え難い。

 子供の頃、「ひょうそう」という言葉を聞いていたのが、頭に浮かんだ。 ネットを検索する。 「ひょうそ」瘭疽、化膿性爪周囲炎…「手指・足指の化膿性炎症。疼痛が甚だしく、深部に進行して骨に波及する傾向がつよく、しばしば壊疽(えそ)を来す。」とある。 瘭疽の「瘭」の字は初めて見たが、同じ「疽」の字のつく「壊疽」ならエノケンが足を切断した頃から聞いていて、恐ろしい。

 治療法は皮膚科を受診して膿を出してもらうとあったので、1月15日(土)に、12月の「等々力短信」1150号「コロナすき間日誌」に書いた、Mスキンケアクリニックに行く。 何と言っても、近いのが有難い。 いつもコピーを取るコンビニの手前にある。 コンビニよりコンビニな皮膚科だ。 前にカーディガンのボタンを留めてくれた女医さんが、太い針のようなもので突き、ギュッと膿を押出し、抗生物質入りの軟膏を塗り、その軟膏と抗生物質の薬を処方してくれた。 17日(月)に経過を診てもらい、残りの膿を出す。 21日(金)再診、中指先端の皮が白くなって一枚剥け、ほぼ痛みは消え、赤みだけになる。 28日(金)、当初採取した膿の病理検査の結果、ごく普通の菌という、黄色ブドウ球菌が原因だったと判明した。

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