吉永小百合と天海祐希の映画『最高の人生の見つけ方』2023/06/14 07:08

 椿の力で地域活性する「五島の椿プロジェクト」というのがあって、吉永小百合が新聞の「椿酵母せっけん」全面広告に出ていたので、思い出したことがあった。 家内が二つの手術を受けて入院した年の秋に、109シネマズ二子玉川で、吉永小百合と天海祐希主演の映画『最高の人生の見つけ方』という映画を観た。 犬童一心監督の作品で、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの同名の作品の日本版である。 平凡な主婦・幸枝と、大金持の会社社長・マ子の二人が、余命宣告を受けた病院で出会う。 マ子が病院のベンチで足を組んで煙草を喫っていると、落ち込んだ幸枝が「煙草って、おいしいですか?」と聞いたのだ。 大河ドラマ「八重の桜」、朝ドラ「あさが来た」で主人公の幼少期を演じ、ポカリスエットのCMで吉田羊と共演している、鈴木梨央の少女12歳が「死ぬまでやりたいことリスト」を残して、亡くなる。

 主婦・幸枝(吉永小百合)は、家事も気遣いもまったく出来ない夫(前川清)、仕事人間で実家に寄りつかない娘(満島ひかり)、引きこもりでゲーム三昧の息子(駒木根隆介)を抱えている。 会社社長・マ子には、夫(賀来賢人)、秘書(ムロツヨシ)がいる。

 二人は少女の「死ぬまでやりたいことリスト」を実行していくことを考え、大金持のマ子は「オーライ」と請け合い、二人は生きることを見つめ直す旅に出ることになる。 アメリカのスカイダイビング、エジプト旅行、「ももいろクローバーZ」のライブなどを満喫し、生きることの喜びを味わうのであった。 その初めだったと思うのだが、幸枝の故郷の長崎県、特に五島で心の平安を得ることになる。 それはまた明日。