小三治の「ま・く・ら」ま「大入袋」2010/05/07 06:46

 トリは小三治である。 主催者のTBSから大入袋が出たという。 初めて大 入袋をもらったのは52年前、鈴本演芸場だった。 百円入っていた。 だが、 何年経っても、百円。 あの当時の百円は高価なものだったろうが、ずーーっ と百円、今日も百円だった。 ただ珍しい物が入っていた。 百円札、板垣退 助の。 本当のことを言うと、あんまり嬉しくない。 私が30歳ぐらいだっ た40年前に製造中止になった。 将来値打ちが出るだろうと思って、封のか かった百枚の束を、東京にはなくて方々の銀行、熊本の肥後銀行や、金沢の北 國銀行なんかで手に入れ、現在でも四束持っている。 それで嬉しくない。 価 値が上がって一枚五千円から六千円になるかと思ったら、今百二十円くらい。  どちらかっていうと、恨みがましい。 あの時の四万円、かなりの負担だった。  まあ、そんなことはどうでもいい。 大入袋、そろそろ千円ぐらい入れたって いいのに、世間中百円なんだよ、頼みますよ、ハハハ。

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