西岡秀雄先生の『気候700年周期説』を探す ― 2008/07/30 07:18
地球温暖化の問題が喧しい。 テレビ関係者が、特集の企画は環境問題一色 で、ほかのテーマは採用されないと話していた。 それで思い出したのが、学 生時代、文化地理研究会というクラブでご指導いただいた西岡秀雄先生のこと である。 その人文地理学の講義は、経済学部では取ることはできなかったが、 『寒暖の歴史 気候700年周期説』という自著を教科書に使っていた。 その 本で西岡秀雄先生は、2008年の現在を寒暖の歴史700年周期のどのへんに見 ておられたのだろうか、というのが私の思いついた疑問であった。
昔の実家には、文学部を出た兄の使っていた『寒暖の歴史 気候700年周期 説』があった。 今は、どこかへ消えてしまった。 世田谷区の図書館にも、 そんな古い本はなかった。 古い本があるから図書館だと思うのだが、新本の 寄贈を申し出ても、貸し出しが多いのだろう発行10年で区切って、受け取ら ない。 西岡先生の本は、『シリーズ私の講義(4)西岡秀雄集』(昭和42(1967) 年・大門(おおかど)出版)があった。
インターネットの古本屋を探して、ようやく『気候700年周期説 寒暖の歴 史』(好学社・昭和47(1972)年第19版増補改訂版(題名が逆になった))を 手に入れた。 出品者が偶然にも馬場コウジ(字は違う)という人だった。
コメント
_ 前田 なな ― 2008/07/31 15:59
_ 小沢和声 ― 2008/08/05 21:48
700年周期説ははっきりとは覚えていませんが、当然の事のように思っていて、最近の地球温暖化は自然の大きな流れに多少人間の営みが拍車を掛けているのかな、と理解しています。
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そうですか、西岡先生はご健在で。。嬉しいことです。
古本の所有者が同姓同名とはご縁ですね。
ところで今は?江戸時代が寒い時期だったので暖期に
向かっている途中と言う事でしょうか? 前田 なな