14日は渋谷で本井英先生の俳句会、仮称「本井ゼミ」。 ８月１日の「日盛 会」以来である。 兼題は、前回私が選んだ「梨」と、先生の「西鶴忌」。 「西 鶴忌」が難題のせいか、出席者は14名だった。 五句投句、五句選句。 私 は、次の句をつくって、○印を出した。
○世紀末共に越え来し梨を食む
今年梨小ぶりなれども甘みよし
○駅前に梨売る露店南武線
梨剥けばナイフ伝わる豊の水
到来の梨園の名は弥三郎
梨を剥く母の手見てた日を思ふ
○大梨や総身に滋味が回りかね
○大矢数爪の垢欲し西鶴忌
今は夢昭和元禄西鶴忌
○そろばんの塾まだあるか西鶴忌
大坂に自由の気風西鶴忌
義理人情ぼちぼちでんな西鶴忌
西鶴忌女心を胸算用
落語寄席天満に出来て西鶴忌
このブログは、2005年5月14日から始まっています。それ以前、2001年11月29日からの分は、Asahiネットの会員なら、電子フォーラム「等々力短信／サロン」で読めましたが、2019年5月31日でサービスが終了しました。
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